背丈ほど伸びた這い松帯をくぐると天上沢への900mの降下が始まる。
浮石のガレ沢、慎重に下る。 こんな所で足をくじいたら笑い話にもならない。
山行記には詰まったら左に巻けとのアドバイスがあった。
左岸沿いに降下していくと樹林帯に踏み跡が見え隠れ..踏み跡をたどるが途中で消える。
また戻り、沢へ..この繰り返しである。 やたら手間取る。
予定の2時間を越えても天上沢の水音が聞こえてこない。 疲れた!
沢を覆っている雪渓上を滑り降りるが相方は左岸を巻いている。
右手斜面から滝のように水が合流してくる。
しばし休憩、顔を洗い水をがぶ飲み この辺りで野営したい気分だ。
とりあえず、5時まで歩くことにする。
水の中も気にせず、大岩もズリ降り沢を下って行った。
やっと着いた!4時40分、降下点から天上沢まで3時間20分も掛かった。
急ぎ野営地を探す、雷雨を考え岸辺の大木の下にテントを張る。
ビールを沢に沈め、パンツ一枚で沢に入るが数秒も持たない 岩に腰掛て手拭いと
Tシャツを洗いながら 体を拭く 最高の気分。
流木を集め焚き火をしながら乾杯! 沢ならではの野営。
明日からが本番...沢音を子守唄に眠りに就く。














