下山した途端に雨が降り始め、やがて激しい雷雨となったことを考えると、ピンポイントで狙いすましたような登山だったと言える。山容全体を仰ぎ見たり、頂上からの展望を楽しむことは出来なかったが、一時はガスが晴れて双耳峰であるそれぞれのピークを相手側から望み、あるいは眼下に広がる緑いっぱいの山肌を見ることも出来て,手探りながら谷川岳の一端に触れ、この山域への足がかりを得ることが出来たと言える。今後,この方面に進出したいと思う。
それにしてもかなりの数の観光客,登山者が山上に取り残されたであろうことが気になった。山に登ることは出来ても下りで苦労する登山者が増えている現状を考えると、避難小屋から上の鎖場の急登部分を雨に追われて下るのは非常に危険であり、ぬれた蛇紋岩の岩場の下りに備えての鎖・ロープの設置もやむを得ないものと思えるが、それ以前に、どこかの時点,どこかの場所でそれ以上の前進に歯止めをかける必要があるのではないかと思う。
地理的,地形的に見て気象の変化が大きく厳しい山であると思われる割には簡単に入れることが油断を生みやすい気がする。
スキー客を対象として、ロープウエイからそのままリフトで天神山に誘うかのようなルート設定で、しかも天神平に登山コースの案内がないことには疑問を感じる。
ピンポイントだった!
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