加佐ノ岬/ヒオウギスイセン
念願だった加佐ノ岬に寄る機会を得た。灯台の下,西側の斜面に広がる草原いっぱいに咲くノハナショウブの写真を見てから一度行って見たいと思っていたところだ。
その花を見るには1ヶ月ほど遅く、代わってヒオウギスイセンとオニユリの花が目立った。
オニユリの濃いオレンジ色と、それよりなお濃いヒオウギスイセン(モントブレチア=クロコスミア)の緋色が、草原の緑,灯台の白,空と海の碧に強烈なアクセントを与えている。
岬の先端に立つと、加賀海岸の特徴である『海蝕崖』と言われる景観を見ることができる。軽石質砂岩から成る段丘が日本海の荒波に削られて出来たこの海蝕崖は35kmにわたって続いていると言う。岬の上部には砂岩層や凝灰岩層が乳首状に露出して独特の造形美を見せている所があり、貝の化石や貝がらの跡の窪みが見られる。
貝の化石
裸地化した部分にはイワレンゲを小さくしたような多肉性の植物が見られ、またクロマツの苗が植えられる等、植生回復の試みかがなされていた。
周辺にはクロマツなどの立ち木があるが、強い風の影響か、立ち枯れているものが多い。
イワレンゲの矮小型/植生回復の試み
草原にはホタルブクロ(白花)やツリガネニンジン,ナルコユリ(実),ヘクソカズラなどの植物が見られた。
ヤイトバナ(ヘクソカズラ)















