「有罪(静岡地裁)無罪(浜松地裁)同一事件判決割れる」
これは実際にこんな事が起きたわけではなくて来年から実施される「裁判員制度」のPRを目的として行われた「模擬裁判」の結果が全く同じ事件を想定したにもかかわらず浜松と静岡では異なった判決が下されたと言う報道です。
今回の模擬裁判は統合失調症の男がレンタカー会社で男性従業員の背中を刃物で一突きして殺害した架空の事件を設定して行われました。
殺人罪に問われた被告が当時、統合失調症だったという難しいケースを設定、被告の「責任能力」をめぐり、裁判員らがどう評決を下すかが注目されていました。
模擬裁判では最も一般的な裁判員裁判の必要日数とされる3日間の日程で、罪状認否から判決言い渡しまでの一連の公判の流れを確認されたそうです。
同じ想定事件による模擬裁判であったにもかかわらず5月に浜松地裁で行われた時は裁判官3人を含む9人の評決で、過半数の5人(うち1人は裁判官)が無罪を選択したため、無罪判決が言い渡され、静岡地裁で昨日出された判決では6:3の過半数が有罪を選択したため懲役7年の有罪判決となったそうです。
事実(真実)は一つであるにもかかわらずこういう違った判決が出される事っておかしいと思いませんか?
昨夜(今朝?)の「朝まで生テレビ」でも裁判員制度の問題点について活発な議論が戦わされていましたがこの制度は「後期高齢者医療制度」と同じように国民の理解が得られていないままスタートしようとしています。
スタートしてから国民の「大ブーイング」を浴びるよりはその前に識者を交えてもう一度制度の全体像を見直した方が良さそうです。
少なくとも殺人などの凶悪事件なんかを審理するよりは国と裁判所がなれ合いになっていてほとんど有罪判決の出される事のない「国家賠償法」関連の裁判の審理をする方がよっぽど現実的だと思います。
これは我が家のヤマモモの木です。
本文とは関係ありませんが明日のブログの予告です。











