勿論そばが好きだからそば打ちをやっているわけで昔は色んなおそば屋さんで食べたり場合によっては遠くにあるおそば屋さんまでわざわざ食べに行ったりもしたのだそうです。
ところが最近おいしいそばを食べる事が出来なくなってしまったと嘆いています。
昔、と言っても10年ぐらい前の事ですが諏訪湖の近くの茅野市という所で今まで食べた事のないようなおいしいそばを食べた事があったのでそちらの方に出掛けた時にそのお店に寄って食べて来たのだそうですが昔食べたそばとは味が変わってしまっていて感動するほどおいしくはなかったのだそうです。
それから国道52号線と言って静岡から山梨の方に向かう道路があって静岡と山梨の県境近くにもおいしいおそば屋さんがあってこのお店はその日に打った分がなくなると店を閉めてしまうのでゴルフの帰りとかだと全然食べる事が出来なかったぐらいおいしかったのだそうですが何年か前に山梨までお葬式に行った帰りに寄って食べたところこれまた昔の味とは違って普通においしかったぐらいで感動とまでは行かなかったのだそうです。
お父さんは「そばの味は粉で決まる」と言うのが持論なんだそうです。
打つ人の腕によって長くつながったり短くぷつぷつ切れてしまったり又、細いのや太いのは出来るそうですが味に関しては粉の良し悪しによって9割がた決まって来るのだそうです。
そして良い粉と悪い粉の出来る条件は土壌とか気候のような環境要因によるところが大きいのだそうです。
一般のお蕎麦屋さんの粉には外国産のものが多く使われていますからあまりおいしくなくても仕方がないのですが国内の最高級の粉を使ってもおいしいそばが出来ないのでは問題です。
昔から良い粉の産地として知られている地方の粉を使っても昔のようなおいしいそばが出来なくなったのではないだろうかとお父さんは心配しています。
気候条件の中でも大切なのは夜の気温なのだそうで昼間高温になって夜になるとぐっと冷え込むような所で良いそば粉が出来るのだそうです。
お父さんは良い粉が取れなくなった原因の一つに「気温が上がった事」を考えているらしいです。
このまま地球の温暖化が進んで行くともしかしたら良いそば粉の産地は信州や北海道ではなくなってしまうかも知れないと心配しているお父さんです。














