最初は日本平とか梶原山に連れて行ってもらい、春の温かい日に初めて1000mを超える安倍峠と言う所に登りました。
僕はどちらかと言えば川とか海のように水のある所の方が好きですが山に行くのも家で留守番するよりはずっと良いのでお父さんが「賢行くぞ」と言って僕を車に乗せてくれる時は喜んでしっぽをぶるんぶるんと振り回してお母さんに笑われます。
安倍峠の後は7月の3歳の誕生日の2日後に「竜ヶ岳」という1400m以上ある山に登って来ました。
全然疲れる事もなくへっちゃらで歩いて来たのでお父さんは僕をもっと高い所に連れて行ってくれようとしてどこが良いかずいぶん考えたようでした。
その結果歩きやすい登山道でそれほど長く歩かなくても良い所にしようと思ったそうです。
候補として挙がったのは「大菩薩嶺」と「櫛形山」だったそうですが櫛形山ならルートがたくさんあって一番短い所だと1時間も掛からないで頂上に着く事が出来るのでここに決めたのだそうです。
登山者が多い時に登ると犬の嫌いな人もいるかも知れないので迷惑を掛けてはいけないと思って平日の朝早く家を出ました。
2005年の8月30日の事だったそうです。
増穂町と言う所から林道を目指して登って行き丸山林道を通って池の茶屋と言う所まで行ったそうですが林道がたくさんあって途中で間違えたため予定よりずいぶん遅れて登山口に着いたのだそうです。
それでも5時過ぎには駐車場に着いてまだ涼しいうちに登り始めました。
登山道の近くにはたくさんのお花が咲いていてとてもきれいでした。
僕はお父さんの前をどんどん登って行きました。
平日で朝早いので他には誰もいませんでした。
30分ちょっとで山頂に着いてしまい、お父さんはちょっと驚いていました。
コースタイムというのがあってそれによるともっと時間が掛かると思っていたのだそうです。
途中の登山道からは富士山や南アルプスという山がきれいに見えていました。
お父さんが教えてくれましたがこのお山は2000mを超えていて今までに僕が登った中では一番高いお山なのだそうです。
駐車場に戻って来たのはまだ6時半前でした。
お父さんは良い写真が撮れたと言って喜んでいました。
僕は大満足で又どこかのお山に連れて行ってもらいたいなあと思いました。















