還暦というのは干支(えと)という考え方から来ているのだそうで十干と十二支を組み合わせたものだと言う事です。
干支というのはお聞きになった事があるかもわかりませんが「ひのえうま」とか言うあれで一番の始まりが「甲子(きのえね)」で60通り目で元の「甲子」に戻るのだそうです。
それで暦が元に還るから60歳の事を「還暦」と言うのだとお父さんが教えてくれました。
お父さんが産まれたのは60年も前の事なので今とはずいぶん違っていて僕が聞いたら驚くような事がたくさんあったそうです。
テレビなんか今みたいなカラーテレビではなくて「白黒」だったらしいのですがそれだって普通の家ではなかなか買う事が出来ず大相撲の中継がある時などはテレビのある家に子供達が集まって見せてもらったそうですから驚きです。
冷蔵庫も電気冷蔵庫ではなくて四角い箱の中に氷を入れて中の物を冷やしていたそうですがそれだって普通の家にはなかったそうですから昔の人は冷たい飲み物なんてなかなか飲めなかったそうですよ。
電話だって今みたいにケータイなんて勿論あるはずがなく普通の電話でしたがダイヤルでかけるのではなくハンドルをグルグルと回して交換台を呼び出して相手の電話につないでもらって話をしたのだそうです。
それも普通のうちにはない家が多くてお父さんの小学校では長い廊下の端と端に一台ずつ設置されていて子供達が電話をかける練習に使っていたと言いますから驚きです。
道路は舗装などされていなくて砂利道が普通で車なんか滅多に走る事はなく馬車が走っていたそうですから想像も出来ませんね。
それと一番変わったのはやはり何かと話題になるあの問題だそうです。
お父さんが子供の頃は湖に毎年氷が張ってそこでスケートをして遊んだそうですが今では全く張らなくなってしまったそうです。
又、雪だって結構降ったのに今はその頃に比べたら全然少なくなっているようです。
「温暖化」確実に進んでいるとお父さんは話しています。
この山にも昔はもっと雪が多かったようです














