幸いこの時は頂上の小屋で撤収作業が行われていたのでそこのトイレを借りて事なきを得た賢ママでした。
更にこの翌月に単独で登った賢パパでしたからこの時は2ヶ月の間に3回も富士山に登った賢パパでした。
まず9月9日の「中年登山隊のリベンジ登山」ですがメンバーは去年とほぼ同じで例の「雨男」さんも名前を連ねていました。
何しろこの方の「雨男」ぶりは半端ではありませんからメンバー全員が相当気にしていましたし当の本人もかなり気にしていたようです。
当日は前回と同じように会社が終わってから出発して5合目駐車場に行き小田原からのメンバーと合流しました。
記録を紐解くと5時40分に登山開始とありますからもうだいぶ明るくなってからスタートしました。
確か登り始めるときは頂上が見えていなくて「もしかして今年も?」という不安が隊員一同の脳裏をかすめたものです。
途中でガスが湧いて来てかなり寒くなったので上半身だけカッパを着た事を覚えていますが頂上に着いて祝杯を挙げていると太陽が顔を出してくれてとても暖かくなった記憶があります。
こうして2年越しの思いがかなったこの時の富士登山でした。
この話を聞いたり写真を見たりした賢ママがどういうわけか「私も登ってみる」と言い出したので「善は急げ」とばかり熱が冷めないうちに連れて行こうと9日後の18日に登りました。
賢ママは登りに強く3時間半で頂上に立ちましたが下りには弱いためかなりのスローペースで下りたので2時間40分もかかってしまいました。
この時は少しでも傾斜の緩い「ブル道」をシーズン終了後である事から使わせてもらいました。
これですっかり登山にはまった賢ママはその後早速靴を買いに行き本格的な夫婦登山が始まりました。
その翌月は埼玉の大貫金吾さんが500回目の富士登山を行うというので仲間が集まって記念登山をする事になっていました。
10月22日の事でしたが遠くからの人は6合目の小屋に泊まって翌朝から登る事にしていました。
賢パパは近いので日帰りで出かけましたが当日はあいにくの荒天でした。
それでも5合目駐車場で準備を済ませて歩き始めましたがものすごい雨と風で前に進む事さえ困難です。
賢パパ、とうとう6合目までもたどり着けずに撤退してしまいました。
ところが車に乗って帰ろうとしたとたんに風と雨が弱くなったのです。
一度下りかけたスカイラインを途中から引き返して駐車場まで戻りました。
しかし、一歩外に出ると又元のような激しい風雨です。
仕方なく後ろ髪を引かれる思いで家に帰った賢パパでした。
その時のリベンジというわけでもなかったのでしょうが翌週の26日に登ろうと決めました。
幸いこの日は素晴らしい好天に恵まれて伊豆大島から芦ノ湖などがとてもよく見えていました。
10月だと既に何回かの積雪があり、こうして少し残っているのですね。
下山途中で秦野市の佐々木さんという方にお会いしてしばらく登山道で立ち話をしましたがこの年だけでも80回も登ったと言っていましたから大変なものです。
大貫さんが22日の登頂を頂上目前で断念して、その後日を改めて無事に500回登山を達成した事もこの時に聞きました。
この後せっかくやる気になっている賢ママを完全にこちらの世界に引きずり込むためにどこかに登ろうと考える事になるのです。













