【 火曜特売 】ってのにあわせて いつもは お買い物をするのだけれど、先週からの風邪の具合があまりよろしくなく、一日遅れの外出である。
さてさて、スーパーの開店は10時だし、まだちょいと早いから いつもの野菜センターに立ち寄ると 生みたて玉子をゲットしちゃうもんねぇ!!(よっしゃ!)
場所を変え、スーパーへ移動したのだが、やっぱり時間は早い、まだ9時45分。
う〜ん、開けてくれないかなぁー・・・
試しにウロウロと開かない自動ドアの前を歩き回ってみた。(ははは。。。)
中には開店準備のために 数人の従業員さんが忙しそうに商品を陳列している姿が見える。
ずーずーしい ちがこさんのこと、無理やりドアを力任せにこじ開けると 従業員さんに叫んだ!
「すみませ〜ん! ちょいと早いですが お買い物してもいいですかぁ?」
迷惑そうに従業員さんの一人が
「後5分くらい待ってください・・・」
とボソリと返事。(ちがこさん、がっかり・・・)
まぁーね、期待はしてなかったけどさ・・・
ではでは 待ちましょうかと スーパーの前の階段に ドカッと腰を下ろし待つこと5分。
しかし 一向にお声はかからない・・・(まだかなぁ?)
こう見えても ちがこさんは意外と気が長い。
好んではいかないけど 長い陳列のできるお買い物でも少々のがまんはきくのだ。(ひとしさんは並ぶのと待つのはキライですから とても一緒には行けませんが・・・)
スーパーの籠を拝借、しばらくドアの前に再び立ってみた。(まだ開店までは5分以上ある。)
ちがこさんと同じように おばちゃんが一人、イライラしながら開店するのを待っている。
おばちゃんは ちがこさんに
「まったく 気がきかないねぇー、ちょっとくらい早く開けてくれたっていいじゃんねぇ、年寄りは寒い日だったら 凍えちゃうよ。」(怒!!)
『確かにそうかも・・・』
今日は ポカポカ 風もない。(よかった・・・)
ホント寒い日だったらイヤだけど まあ、おばちゃんの気持ちもわかんないわけじゃないけど、仕方ないよぉ、スーパーの都合もあるしさ・・・(はぁぁ。。。)
ふと横を見ると いつの間にか 真っ白な白髪頭をひとつにまとめた おばあちゃんが立っていた。
『おばあちゃんも待たされるのがイヤなんだろうなぁ・・・』
なんて考えていると おばあちゃんは 小さな手提げ袋からアメを取り出し ちがこさんにくれた。(小さな子供にあげるみたいですねぇ。)
?????
『なんだか モモたろうさんの日記に書かれていた 大阪おばちゃんみたいなパターンだぞ。』
おばあちゃんは ニコニコ笑いながら
「私は糖尿病だから自分は食べないんだよ、人にあげたくて いつも持ち歩いているんだよ。」
と話し始める。(ほおー・・・)
「私はね、もう90歳なんだよ、お買い物も掃除も洗濯も み〜んな自分でやるさ、洗濯なんて手でゴシゴシ・・・」
きゃぁー!!なんて元気な おばあちゃん。(感激する ちがこさん♪)
ちがこさんは おばあちゃんが大好きである。
2年前に他界した92歳の 松代おばあちゃんは ちがこさんのことを すっごく可愛がってくれた。
松代おばあちゃんのことを思い出しながら ちがこさんは 懐かしく おばあちゃんの話を聞く。(うん、うん・・・)
おばあちゃん、またもや手提げの中から ゴソゴソと何かを取り出す。
一緒に待っていた おばちゃんに 自分が描いた絵手紙を見せ、
「年寄りから物をもらうと いいことあるよ。」
と 90歳の作品にはとても見えない 可愛らしい絵が描かれた絵手紙を おばちゃんにあげたのだ。
ちがこさんも 身を乗り出すようにして 絵手紙を拝見。
う〜ん、素晴らしい・・・
この おばあちゃん、どこから見ても【凛】としている。
背筋が伸び、シャンとしていて とても90歳には見えないのだ。
ちがこさんは【凛】という字が大好きだ。
凛として生きる・・・・
自分の人生をそんなふうに生きることができたらいいと いつも考えている。
『この おばあちゃんみたいに 年をとりたいなぁ〜。』
おばちゃんに先を越され、ちがこさんも おばあちゃんの絵手紙をもらいたかったけど 言い出せず、残念そうなのが伝わったのが おばあちゃん、またもや手提げ袋の中をかき回している。
こんどは何が登場してくるんだろう??(うひ♪)
大事そうに取り出した物は 半透明のビニールに入っていた。
「これはね、4日かけて ナイロンの毛糸で編んだ 化学ぞうきんだよ、お風呂を洗う時に使ってごらん、洗剤を使わなくても綺麗になるから。」
そんなわけで ちがこさんは おばあちゃんから 赤い化学ぞうきんをもらうこととなった。(ラッキー!!)
おばあちゃん、ほんと 人にあげるのが好きなんだぁ。
きっと自分で作ったものをあげることを 生きがいにしてるんだね、みんなの喜ぶ顔が見たくて せっせと色々な物を作っているに違いない!!(ご立派!!)
10時の開店と同時に いつのまにか たくさん並んでいたお客たちは 流れ込むようにスーパーの中に散っていく。
おばあちゃんに よーくお礼を述べてから お買い物を済ませ、自宅に戻る。
ビニールから取り出した 化学ぞうきんは 目が狂うこともなく 一目一目 丁寧に編んであった。
おばあちゃんの温もりが伝わってくるようだ・・・
そっと顔を近づけると 懐かしい おばあちゃんのにおいがしたよ^^♪














