男体山の登山シーズンに終わりを告げる閉山祭が25日中禅寺湖畔の
日光二荒山神社中宮祠で行われました。
山頂に通じる登拝門が神職の手で閉じられ男体山は冬山の支度に入ります。
男体山は5月5日に開山して10月25日に閉山しています。
(下野新聞より)
行楽シーズン真っ盛りの日光市内で25、26の両日渋滞対策の社会実験が二カ所で行われます。
中宮祠地区(中禅寺湖湖畔)では県などが初の試みとして国道120号第二いろは坂(上り)から華厳の滝、奥日光へ続く丁字路交差点「二荒橋前」を右折禁止にするそうです。
二社一寺周辺(日光市内)では市と宇都宮大がパークアンドバスライドを実施。観光客らにマイカーを降りてバスで世界遺産を巡ってもらう計画。
県日光土木事務所の調査によると昨年11月初めの行楽ピーク時、中宮祠地区の同交差点では華厳の滝の駐車場を探す車が詰まり、約30mの右折レーンは満杯状態に。このため左折車も渋滞に巻き込まれて最もひどい時間帯には10キロの渋滞となり、いろは坂上り口の馬返しから同交差点まで3時間以上を要したといいます。
実験では同交差点の流れをスムーズにするため、午前9時から午後4時まで右折禁止とし中禅寺湖畔側へ誘導。華厳の滝方面へは普段利用の少ない市道を使ってもらい、市道沿いにある約280台収容の県営湖畔駐車場の利用を勧めるとのこと。 「周辺駐車場から歩くことで、新しい魅力を発見してもらえれば」と提案しています。
一方、二社一寺の世界遺産周辺では神橋交差点など市街地の渋滞対策としてパークアンドバスライドを昨年に引き続き実施。JR日光駅北側に設置した100台収容の専用駐車場にマイカーを止めてもらい500円の駐車料金と引き換えに同乗者全員分のバス乗車券を発行するそうです。
バスは乗降自由。
同駅から霧降大橋、二社一寺、安川町、神橋、国道119号を循環するバスなど28本を運行する予定。
渋滞状況により国道119号の往復に切り替えるとのことです。
午前9時から午後6時まで。
バスの問い合わせは市日光総合支所建設課
電話0288・54・1114
日光戦場ヶ原に初霜が降りたと報じられました。
本格的な秋の到来ですね。
先日に引き続き、栃木県内でクマが捕獲されました。
7日午前五時ごろ
栃木県大田原市のナシ畑でツキノワグマが捕獲用わなにかかっているのをナシ畑の管理人が見つけた。
無事捕獲されたがクマが若い個体だったことから、同市は一時放獣を検討した。
しかし、放獣ルールは捕獲された同市町村内に限るという規定がある。
もともと生息地でないとされる同市内に「適地」はなく、想定外の生息域拡大に、行政の対応が追いつかない現状のようだ。
八溝山系は良質の木材を産出する地方で林業が盛んであり、山に入る人が多い事から本来臆病なクマの生息圏では無いことから放獣適地が無いのだ。
市は動物園などの受け入れ先を探しており、この日の殺処分は見送られたが、もし受け入れ先がなければ「殺処分する」としている。
2日に宇都宮で捕獲されたクマもすぐに殺処分となっており、これまでの生息域外に出没したクマは「殺処分」以外の選択肢がないのが現状といえる。
実情は人間の進出から招いたクマさんの受難である。
困っているのは人間じゃなくてクマさんの方なのだ。
こう始るのは夢のあるおとぎ話。
でもこれは・・・
みなさんはこれを見て何か感じますか?
2007年春、地元漁協さんが放流用に用意してくれたサケの稚魚です。
地元漁業組合のご協力で近隣の保育園園児たちとサケの稚魚放流会をしました。
ところが・・・
2008年春

何とも寂しい光景に出会いました。
昨年晩秋にサケが自然遡上して産卵をした川が泥に埋まりました。
林業従事者の人手不足によって森林の荒廃が進み、更に圧し掛かる悪環境に
獣害がある。林業に限らず農山村をめぐる獣害は深刻である。栃木県では
イノシシや
鹿の被害が人々を悩ませている。
森林の荒廃で人家周辺の里山林にも
藪が増えたためイノシシが潜伏しやすい環境が出来てしまったという。
山村では電気柵を回らせたり、トタン板や鉄柵で囲ったりした田畑が目立つ。侵入者から農作物を守る様々な仕掛けである。
イノシシは警戒心が強く、普通ならば人家に近づく事は無いという。しかし
ここに住んでくれと言わんばかりの里山林の荒廃、藪の増加が起因してその生息数は5倍にも増えているという。藪の広がりがイノシシの生息圏を広げているのだ。
更に、手入れの行き届いた山林にも獣害が襲う。
ツキノワグマだ。
クマは伐採時期の迫った杉やヒノキを狙い樹皮を剥ぐ。枝打ちされた太い幹や間伐された森林では樹皮が剥きやすいために格好の標的にされる。苦労して
手入れをして来た山林ほどクマの被害が大きいという皮肉な結果となる。これでは手入れをする気力も無くなると関係者は嘆く。
クマの被害は02年まで100ha未満だったものが04年には206ha、05年には141ha、06年は171haと増加傾向にある。
持ち出し覚悟で山林を守る所有者と人手不足から山林を放置する山林所有者が混在する中で、県民税の使い道はどうなって行くのだろう・・・
釣り屋が川をめぐる環境に興味を持つのと一緒で、登山者が森林について興味を持つのも普通のことだと思う。手付かずの自然もあれば、人の手を介して健全に守られる自然もある。街人の机上論よりは川へ行く釣り屋、山へ足を運ぶ登山者の目の方が確かである。
下野新聞に栃木県の森林荒廃の特集記事が掲載され始めて4回が経った。
3回目以降、話題とされていたのは林業従事者の高齢化問題。
若手就職者が極端に少ない林業。それに携わる職人たちは当然のように高齢化を迎えている。これは何も林業だけに限らず、一頃「3K」と呼ばれた職業共通の悩みでもある。
現在、栃木県内の林業作業員は1000人を切り600人台とのこと。その三割が65歳以上の高齢者だという。
栃木県の森林面積は県土の55%を占め3,519K。その内の2,228Kが民有林である。(平成13年調査)
現在の人員で対応出来る森林整備面積は年間6,000ha(60K)だという。税導入に伴って200人増員し8,000haを目標にするということだ。
先日登って来た熊鷹山も林道から登山道の半ばくらいまでが植林されたスギとヒノキの林だった。間伐はされているものの、切られた木はそのまま斜面に転がっていて搬出する気配は無い。
人手不足と搬出してもその費用と利用先の折り合いがつかない結果なのかも知れない。
森林環境税の導入に伴い林業の雇用拡大に期待を寄せる意見もある中、税導入が10年間と期限を切られている部分で不安を隠せない。果たして10年後の林業が現在と変っているのかどうか・・・
栃木県は林業への就職促進の一環として一般者募集の講習会を開いたりしているのを紙面で見たことがあるが、森林組合の友人に聞いたところ本業として林業を選ぶ人はごく稀なのだそうだ。下草刈りなどでボランティアは集まるが、本業とまで踏み込む人はいない。近年注目され始めてきた環境問題などから興味半分の参加者も見られると言う。
ともあれ体験をするということもこれらの問題を考えるには必要な行動。しかし森林環境に関心を持つ事も大切であるけれど、今後実際に職業として成り立つ様な林業というものにも県民は関心を持ち、理解と協力が必要になって行くのではと考えさせられる。
地元紙「下野新聞」では昨日の朝刊から特集を始めた。
題して
『森林荒廃 とちぎの現場から』
栃木県では今年4月から森林環境税が導入される。国税ではなく県民税で税額は一人当たり年間700円。法人は年額7%上乗せ課税で期間は10年間。
他の財源と明確に区別するために基金設置で適正に管理する体制だという。
栃木県ではこの県民税を
『とちぎの元気な森づくり県民税』と命名した。
近年、京都議定書の決議などから環境問題、特に地球温暖化対策が世間で取沙汰される機会が多くなった。そうした事から国民の関心も高まっているかのように見える。
しかし具体的な部分については関心が薄いようにも受け取れる。その一つに「森林荒廃」の事例も含まれている。
私はたまたま源流部でのイワナ釣りや登山を通して奥山から里山まで見る機会に恵まれていたからこの税金に関心を持ったのだが、毎日宇都宮市内だけを行動範囲としている女房はその税の存在さえも知らないでいる。
栃木県は今年の4月からの課税導入となるのだが、他県では既に実施されている所も多い。高知県や兵庫県、岡山県、山口県、奈良県、神奈川県など17自治体、その後も当栃木県や富山県、広島県などが導入を決めている。
下野新聞の特集を機会に栃木県の森林環境について情報をお伝えしながら色々と学んで行けたらと思う。更に導入されている他県の方々のご意見なども聞かせて戴けたら幸いです。