絶滅危惧種って言葉はご存知ですよね?
栃木県で言うと
ミヤコタナゴ・ミツバヤツメなどお馴染みの生物から
地形、地質、樹林や植生にまで及んで登録されています。
が、
今回はそんな難しい話はナシ。
これ、全国的に絶滅が危惧されている生物
「川ガキ」
さすがにレッドデータブックには登録されていませんが
みなさん身近で見たことありますか?
夏になると現れ、大体は夏休みが終わると見られなくなります。
時にはこんな事もしたりして・・・
全部、自分たちのルールがあって自己責任の世界。
これを見て「川で遊んじゃいけない!」と言うか、
「凄いな!」と言うか。
絶滅はそんなあたりが影響しているのかもね。
「お父さん、あれ面白いかな?」これは隊長の言葉。
私と隊長が一緒に山に登り始めてからもう4〜5年経つ。その間、隊長は私の行動パターンを観察して来た訳である。
山や渓に行く時に私が何をおいても必ず持参する物(酒じゃ無いのよ!)を隊長は知っている。そう、カメラ。
登山道を歩きながらあちらこちらに視線を飛ばして自然の中の面白い被写体を探している私を隊長はず〜っと見て来ているのだ。
ぺんぎん隊は登山隊にもなれば探検隊にもなる都合の良いチームなのである。登山道を歩いている最中も探検隊の精神は忘れないのだ!
今回の登山は行程の半分が渓流沿いを歩く登山道。釣り屋の私は当然のように沢を覗き込みながらの歩き。そんな中で隊長も私の探しているものを察した様子だ。
この時期の渓流は飛沫が凍ってとても綺麗。
氷の中には自然が作り出した面白い形が沢山ある。そのどれもが見ていて飽きない。
でも今日の目的は登山だから写真ばかりも撮っていられないので所々で拾い撮り。
私が氷の写真ばかりを狙っていると思ったら甘〜い!
ちゃんと春を拾いながら歩いているのだ。
いやいや、そう言えば聞こえはいいが要は食い物を探して歩いているだけ。
食い物に春を感じるのも釣り屋の性分か?
沢沿いの登山道にチョンボリ顔を出した山葵。
春はもうすぐ・・・いやいや・・・まだこれからが寒いのだ!
今日は隊長の号令の下、副隊長、副々隊長揃って第13回宇都宮歩け歩け大会に出た。今年で13回目と言うこの大会、ぺんぎん隊は5年前からの連続出場。ぺんぎん隊幹部三人が揃うのは今日で二度目である。
今回の会場は瑞穂野自然の森公園周辺でのファミリー、ふれあい、健脚の3コース設定。ぺんぎん隊は11.5kmのふれあいコースに参加。ちなみにファミリーコースは6.6kmでほのぼのお散歩気分、健脚コースは24.5kmで結構マジウォーキング集団が多いコース。
雲ひとつ無い秋晴れ。開会式、出発式を経ていよいよ歩き出す。
まずは会場から600mほどにある大関観音堂をお参り。ものすごい長蛇の列。ここでぺんぎん隊はお参りを遠くから済ませて一気に追い越しにかかる。人が多過ぎて自分の歩幅さえ遠慮気味ではウォーキングにならない。
稲が刈り取られて寒々とした田んぼの中の農道を歩く事1km。宇都宮市指定天然記念物の大イチョウがある成願時へ到着。樹高30mの老木。鎌倉時代の武将足達藤九郎盛長が植えたとされる宇都宮市最古のイチョウといわれる。
そう言えば最近栃木県内で文化財の大ケヤキを所有者が無断伐採して問題になってたなぁ・・・などと思いながら銀杏の臭いに鼻を押さえながら退散。
一路、鬼怒川河川敷へ
晩秋の川の景色は一言「寒い!」。でも今日は何時になく県北の山々が綺麗に見える。前日光連山、皇海山、日光白根、男体山、大真名子、小真名子、女峰山、高原山、那須茶臼岳、全部が綺麗に揃い踏み。ほんのり雪化粧の男体山は今日も餃子模様。
鬼怒川に架かる喜楽橋を渡り返す時に鬼怒川の冬の風物詩である脚立に乗って竿を出す寒ザコ釣りを眺める。「男体山に初冠雪と聞いたら寒ザコの季節」という釣り人の伝承を思い浮かべる。
農家の庭先にたわわに実る柿の実。軒下には吊るし柿。一つ一つ秋を拾いながら楽しい二時間半のウォーキングだった。
会場に戻るとボランティア団体が色々なブースを構えてお出迎え。副々隊長は隊長を巻き込んで大量に野菜を買い込んで来た。
「全部で1000円!」
近頃ではピカ1の笑顔でした。(笑)
「ガサガサ」と言うのは田んぼの畦や用水路で網を使ってやる「追い込み漁」の事です。大人は胴長やウエーダーを履き、子供は長靴で水に入ります。
細かい事を言うと9mm以下の網目の網を使うことは内水面漁業規則違反になるのですが、観察する対象を水生昆虫までと考えると9mmでは不可能なので「観察した後はまた全部水に帰すのだから」と勝手に理由を付けて細かい網目の網を使用しています。(栃木県内水面管理委員さんゴメンナサイ!)
ぺんぎん隊の「ガサガサ」は魚や昆虫を採ってお終いではありません。子供達にその一つ一つの名前を教える事から始まり「どうしてここに居るのか?」を解説していきます。毎年続ける事も大切。「昨年居た生物が今年は全然居なくなる」その事実を知る事。逆に言うとそこに居てはいけない生物の存在もありますし環境の変化もあります。外来生物然り、河川改修工事然り。
金魚や錦鯉、タイワンドジョウ等々、普通は当然の様に思える生き物も本当は自然の河川に居てはいけない生物。メダカだって居て良い地域と居たらおかしい地域があるのです。
こうした事を「見て、触って、感じて」それこそ身をもって生態系の不思議を体験して行くことで子供達に自然の大切さや生物多様性の重要さ、日本固有の生物の知識を教えています。
これからは水が冷たい季節。水生生物も長い休みに入ります。私たちのガサガサも来年の春まで一休みです。