途中で入れないと家までもちそうもないのでテキトーなスタンドで入れる事にしました。
賢ママはいつも入れる所が決まっていてそこまで走れればいいと言うので10L入れてもらう事にしました。
その時賢パパの脳裏に随分昔の嫌な思い出が浮かんだのです。
それは子供達がまだ小さい頃の事ですからもう15年以上も前の事になりますかね。
賢パパ、ママと二人の子供の一家そろって近県にドライブした時の事です。
やはりガソリンがなくなりかけた事があったのですが自宅近くのスタンドの会員価格なら安いのでとりあえず自宅までもてば良いと思って10L入れてもらおうとしました。
観光地に近いそのスタンドのおじさんの口から帰って来た言葉は思わず耳を疑うようなひどいものでした。
「入れんで良い!」
「はーっ?」
怪訝そうな顔をした賢パパに向かってもう一言。
「入れなくて良いから出て行け!」とおっしゃったのです。
びっくりしました。
「乗車拒否」と言うのはありますが「給油拒否」なんて聞いた事がありません。
喧嘩するのも大人気ないし、かと言って満タンになどする気は失せてしまったのでそのまま退散して他のスタンドを探しました。
その時の驚きと言ったらありませんでした。
そう言えば同じ県で似たような経験をした事があります。
結婚前ですから25年以上も前の事でしょうか?その県に魚釣りに行った事があります。
昼飯を買いに入った小さなスーパーのようなお店でトマトを売っていたので弁当と一緒に買いました。
トマトにつける塩を買おうと店の主人に尋ねると「塩は置いてないのでうちのやつを分けてあげる」と言って5gか10gをアルミフォイルに包んでくれました。
「有難うございます」と礼を言い、弁当とトマトのお金を払って帰ろうとすると主人に呼び止められました。
この時も主人の口から出て来たのはびっくりするような言葉でした。
「塩のお金を払っていって下さい。5円で良いです。」
静岡だったら当然の事ながら塩はサービスですがそうではなかったのですから驚きです。
この話をくだんの県出身の知り合いに話した所「それは当たり前の事だ」と言われてこういうのも「お国柄」というのかなあと思いました。
一つ未だに心の隅に引っかかっているのはあの時は海から遠いその県では昔、貴重品となっていた「塩」だから5円取られたのか他のものでも取られたのか確認が出来ていない事です。
そんな事を思い出しながら地元清水のスタンドに入って恐るおそる「悪いけど10L入れて下さい。」と言うと帰ってきた答えは「10Lでも良いけれどもう少し安い1000円分というのも出来ますがどちらにしますか?」だった。
「お国柄」という言葉を改めて実感した出来事でした。
写真はアガパンサスです。昔はあまり見かけませんでしたが近頃はよく目にするようになりました。
本文とは関係ありません。
昨夜の賢です。まだ食事を減らされていて腹を空かしているようです。
特別に廊下で寝させてもらっているのにもう当たり前のような顔で上がり込みます。














