先週末、谷川に行ってきました。
金曜の夜にロープウエイ駅に入って仮眠してから、西黒尾根を登ります。
この駅は駐車場から夜間も出入りができ、その上、床暖房ですので
快適な一夜が過ごす事ができます。
今回は登山と言うより訓練ですので、用具の説明と使用方法・・・
3種の神器といわれている、ビーコン、プローグ(ゾンデ棒)、スコップの使い方、
実際の埋没体験、雪洞掘り、滑落停止、ツボ足での基本的な歩行訓練、
用具のパッキングの方法、土嚢懸垂等々・・・・
凡そ雪山で行動するのに必要不可欠な事柄を楽しんできました。
雪山ではピッケルやスコップ、スノーバー、プローブ、スノーソー・・・と、滑る用具が
多々ありますが、これらは雪面に置くことが許されません。滑って凶器になるからです。
これらの道具は、全て「刺して置く」ことが要求されます。
ザックにしても、急斜面では雪均しをした上でピッケルを刺しておきます。
ビーコンもアナログとデジタルではその操作性に大きな違いがあります。
最大の違いは、受信波の拾える距離です。
アナログは80m、デジタルは40m程度です。
埋没者の方向がある程度分っていれば、または受信波が拾えれば
埋没地点を確定するにはデジタルが優れているように感じました。
しかし、どこかの雪原に埋まっている時、一刻を争う救助活動の中で
遠い距離から受信波を拾えるアナログも捨てがたい・・と思いました。
宝探しをしているようで、この訓練は楽しいです。
滑落停止も楽しかったです。
雪の斜面に滑り台を作り、ピッケルを使った基本的な自己停止訓練と、
急斜面でビレイ点が無く、スタンディングアックスビレイでのビレイヤーによる
停止訓練とを行いました。
スタンディングアックスビレイはロープの摩擦だけで滑落者を止めるのですが、
その制動力は強く、ガツンと停めるとビレイヤーも共倒れになる可能性が
あるため、ゆっくり徐々に制動を掛けて行きます。
雪洞掘り・・・
もし今週、どなたかが西黒尾根からの山行をお考えであれば、1140m地点の
小ピーク南側に大人3人がゆったりできる雪洞が残っています。
是非お使いください。
風下側で、ピークから2m下ですから、とても暖かく快適です。
格好のトイレにもなるので、足許は確認してください・・ね。
まあ、そんなこんなで楽しい訓練をしてきました。
冬山でも行動中は暑くなるので、ヤッケの下はアンダー1枚か2枚ですが
訓練中は防寒着を着込まないと寒いですよ。。。















