あれはもう35年も前の事でした。
大学の4年生の春か夏に就職試験を受けに大阪まで行った事があります。
山形から急行列車で上野まで出てそこから山手線で東京に行き今度は新幹線に乗って新大阪まで行きました。
今みたいにインターネットなんてない時代でしたから連絡は全て手紙か電話でしたが電話だってケータイなんて勿論なくて大学の寮に公衆電話が一台設置されているだけで自分の部屋にはありませんでしたからかける時は十円玉をたくさん用意しなければならなかったし、かかって来ると寮内の放送で呼び出されて一階の公衆電話まで走っていったものです。
そういう時代に初めて行く大阪の町に会社から郵送されて来た地図を頼りに出かけて行ったのでした。
その時に乗った新幹線の事なのですが確か「こだま」で行った記憶があります。
終点の新大阪まで行くのだから今だったら当然「こだま」で行く事はあり得ません。
でもその時は確かに「こだま」に乗った記憶が残っています。
もしかしたら特急料金の事をよく知らなくて昔の特急と急行みたいな違いがあると勘違いして安い(と思った)「こだま」を使ったのに違いないと思ってこんな話を誰かにしたらきっとバカにされると思い今まで誰にも話さないで来ました。
でも、何となく釈然としません。
いくら世間知らずでも新幹線の料金の事ぐらいは調べたのではなかろうかと言う疑問がわいて来たのです。
そこで簡単に調べる事の出来るネット検索で調べてみました。
すると、ちゃーんと書いてありました。
賢パパが新大阪に行った頃はまだ「ひかり」と「こだま」の特急料金に差があって「ひかり」の方がいくらか高かったんですねぇ。
今頃になるまで誰にも訊けずもやもやとしていた疑問がすーっと解消されて何だか今日は得した気分です。
あの時は春か夏でしたから富士山にこんなに雪はなかったと思いますが車窓から富士山を見た記憶は残っていません。














