原因を調査中という事ですから推測で軽々しくコメントをする事は出来ませんが考えている事を書かせて頂きます。
まず、中毒の原因は農薬の成分と特定されたようですから問題はどこからこの成分が混入したかだと思います。
製品は何の問題もなく出荷され、店頭に並んだ後で何者かの手によって注入されたと言う考えはこれだけ全国の多くの場所で発生した事からあり得ない事だと思います。
皮の部分と具の中と両方から検出されたという事ですからどういう事なんでしょう?
皮の原料と具材の原料は異なるものだと思いますがそれらの両方から検出されたのはどう考えれば良いのでしょう?
原因究明の方は専門家にまかせる事にして価格と価値について日頃考えている事を・・・
製造業に携わるものとして常に念頭に置いているのが「良いものを安く提供する」という事です。
「良い」というのはそのものの価値ですから価値の高いものを安い価格でと言う事になります。
価値を高めようとすれば価格も高くなるのが普通ですからメーカーはこの矛盾する二つの要素をいかにして融合させるかに多大な努力を行っています。
品質すなわち価値を高めようという研究を行っているのが技術者で、品質の高いものをいかにして安く流通させるかを考えるのが製造者(1次産業の場合は生産者)や流通業者です。
技術者はコストよりも品質を優先させる傾向がありますから割合に価格には関心が薄いかも知れません。
生産(製造)、流通業者にとっては価格は重要な問題ですから目の色を変えて生産、流通コストの削減を図ります。
今回の問題では事故の発生を防ぐ事が出来た可能性が何カ所かでありました。
餃子を製造した会社が購入した原料の安全性についてチェックを行うのがその第一です。
次が、出来た餃子の安全性チェック、更に輸入業者が行うべき検査と販売業者の検査です。
少なくとも4回も危険を察知出来る可能性があったのに危険な商品が市場に出てしまいました。
「検査」というのはメーカーにとっても流通業者にとってもまことに「非生産的」な仕事です。
検査で見つかるのは製品の不備、不都合な事だけですから、こんな所にお金をかけたくないと言うのが本音だと思います。
でも、お客様の立場に立って考えてみれば「安全」という価値なんて保証されていて当たり前なんです。
価格競争に走り過ぎるあまり、ややもするとおろそかになりがちな「品質=価値」ですが今こそメーカーは「物作りの原点」に立ち返る必要があると思います。
昨日の昼飯は大好きな「シウマイ弁当」にしましたがこっちは大丈夫でしょうね・・・













