この間までの暑さが嘘のように涼しい朝ですがこれから日に日に過ごしやすくなって行きますね。
さて、「山高きが故に貴(たっと)からず」は賢パパの好きな言葉の一つです。
昔聴いた落語の中に出て来る話でこの文句をひねった地口(駄洒落)がありました。
「鼻高きが上に飛んだからす」というものですが賢パパ、最初はこちらの駄洒落の方を知り後で出典を調べましたから話が逆ですよね。
出典は「実語教」とあります。
「実語教」は平安時代末期に成立した作家不詳の文献ですが江戸時代には寺子屋の教科書として使用され近世教育・思想に及ぼした影響が大きかったとされています。
「山高きが故に…」はこの「実語教」の冒頭の一節でこれは以下のように続きます。
山高きが故に貴からず。
樹有るを以って貴しとす。
人肥えたるが故に貴からず。
智有るを以って貴しとす。
「山高きが故に・・・」と来たら次は「海深きが故に・・・」と来るかと勘違いされておられる方もあるようですが本当は違いますのでこの機会に修正をお願いします。
平安時代末期とありますから随分昔に書かれたものですがこの頃すでに価値判断の基準として「量」だけではなく「質」に言及していたんですね。
「人肥えたるが故に貴からず」ですから昔は太っている人の方が貴重だったのでしょうか。
そう言えば映画「男はつらいよ」の例の寅さんシリーズの主題歌の2番か3番の歌詞に「目方で男が売れるなら・・・」という一節がありましたね。
最近色々なメーカーの起こしている不祥事を見ると物事を「量」で捉えすぎるあまり「質」に対する注意が行き届かなくなってしまっているのではないかと心配する賢パパです。
例の「Mホープ」社の混入事件だって高い牛肉に安い他の肉を混ぜて「量」を増やそうとしたものですし、かの大きな国からの輸入品なんて皆「量」を増やして「質」を落としてしまっていますよねえ。
賢パパ、これらの話を聞くたびに「他人事」とは思えません。
近頃の企業経営では他社との競争を意識するあまり「効率化」だの「経費削減」だのと言って本来あるべき自分の姿が忘れられています。
他社がどんなに安い商品を発売しようがその「価値」は価格だけでは決められません。
いくら安くても「質」が悪ければやがてお客さんは離れて行きます。
それよりも一旦離れて行ってしまったお客さんを取り戻す事がどんなに大変な事かを経営者は理解しなくてはいけません。
目先の利益にこだわりすぎたばかりに姿を消して行った老舗企業をたくさん見てきただけに同じ過ちを犯す事のないよう祈る賢パパです。
近頃やりたい事が一杯ありすぎて少々寝不足気味の賢パパですが健康第一でやって行こうと思っています。
昨日は本場の「だだちゃ豆」が夕飯の食卓に載りました。
賢パパの隣の家のおじさんの出身が山形の庄内地方で地元産のものを送って来たのをお裾分けして頂いたのです。
美味しかったですよ。













