アーカイブをご覧いただけます。November 2007

今朝のNHKニュースで紹介された群馬県・赤城山麓の大根干し,数万本の大根が干された様子は壮観だった。品種は我が農園のものと同じ干し理想。こちらは60cmくらいで長いと思っていたら、なんと70〜80cmにもなるとか・・。驚く長さだが抜くのが大変だろうと思う。
大根の収穫は待ったなし! いつ凍るか分からない。が、問題はどうやって干すか,だ。4〜5本づつ束ねて葉のつけ根をきつく縛り、架をつくって振り分けにして干すのがいいのだが、夜間冷えて凍ってしまうので毎日取り込まなくてはならない。これが大変な作業である上に、農家ではないので家の中に大量の大根を保管する場所がない。取り込まずに毛布をかけても凍るときには凍る。プレハブの小屋に取り込んでも凍ったことがある。
まごまごしていられないのでとりあえずハウス内に埋め戻すことにした。ハウス内の土は凍ることがないので当座は凌げる。他の種類もそうすることになりそう。

最長不折は60cm
干し理想は下に行くほど太くなっているので意外と力が要る。引き抜く時,少しでも斜めの力が入るとすぐに折れるので両手で慎重に抜かなくてはならなが、それでも何本かは折れた。
片手で抜こうとすると首の部分の皮がズルッと剥けてしまうことがある。これは表面が凍った証拠だ。
大急ぎで溝を掘って70本の大根を斜めに生け、首まで土をかけて一件落着。
ハウス内は冬でも20℃以上になることがあるので、いつまでも置いておくと切った葉が伸び始める。根がついているうちは葉が伸びてもかまわないが、掘った大根の葉が伸びるのは自分が蓄えた栄養を消費することになるので、放置するとスカスカになる。せっせと使わなければならない。何としよう・・。
生ゴミぼかしで効率よく醗酵を進めるために重要なことは攪拌である。即ち全体をよくかき混ぜて隅々まで酸素を送ってやることが大切で、それは糠漬けの糠床を毎日よくかき混ぜるのと同じである。
四角い容器ではどうしても隅が残ってしまい、攪拌が行き届かない部分には嫌気性の腐敗菌が繁殖してカチカチに固まってしまうのだ。
この点でまっちゃんの試作品には改良の必要がある。第1点は四角い容器では隅が残ると言う点。ものがものだけに手でかき混ぜて補うわけにはいかない。第2点は攪拌棒が細すぎてほとんど用をなさないだろうという点。
1点目では底を丸くする方がいいということになり、2点目では棒よりプロペラと言うことになる。両者をうまく解決しているのはコンクリートミキサーだろうと言うことになり、しかしそれはそれで動力が大変であるから、自転車のペダル式にしては・・・,と、話しがだんだん大きくなって行く。
電気エネルギーやエンジンを使ったりするのでは環境に対する負荷を増やすことになり、意味が無くなるのは言うまでも無い。
この問題は、便池にオガクズを投入してそこで攪拌して醗酵させようと言う発想から生じている。

当時・・・,昭和20年代前半の頃,母が使っていた鍬は、今私が使っているような3枚歯や4枚歯の鍬ではなく、ちょうど足の裏のような形をした1枚歯の鍬だったはずである。私の記憶にある鍬には面積が小さくて分厚いその形のものしかないのだ。
これは大きな矛盾である。1枚歯では共に震えてくれる相手がなく、共鳴のしようがない。もしかすると1枚歯のあっちの縁とこっちの縁が別々の震動をして、それが共鳴したのかもしれないと考えてみたが、記憶にある鍬の歯の厚みと面積を考えるとそのような現象は起こりそうにない。

次は冷蔵庫内で1週間熟成させたバラ肉の塩抜き作業。
1週間寝かせて熟成させたブタバラ肉はすり込んだ塩とスパイスで真っ黒くろすけ。これを丁寧に洗い落としてから塩抜きする。

容器に水を張り、水が直接肉に当たらないようにして細い流れの流水で塩抜き3時間。

塩漬けの塩が弱いと塩の廻り方にムラが出て肉全体にまんべんなく,均一にまわらないので、一旦強く塩漬けして素材全体に塩を充分浸み込ませてから塩を抜く。

塩抜きの加減を見るには、肉の端を少し切り取って焼いて食べてみる。ちょっと薄いかなと思うくらいで丁度よい。
次は風乾。ペーパータオルで水気をふき取った後,ペーパー(ピチットシートがあればベスト)にくるんで冷蔵庫で1晩置くか、外気に晒して乾燥させる。

まずは塩漬けから。ブタバラ1kgに対して,あら塩35g,三温糖10g,黒胡椒10g,ナツメグ,オールスパイス,シナモン,セージ各少々,を混ぜ合わせ、これをバラ肉に刷り込むようにこすりつけて行く。

黒胡椒10gは小山になるほどの量である。シナモンの香りはセージより強く魅力的。
この時,タケ串を5〜6本束ねて輪ゴムで止めたもので肉を突き刺して小さな穴を開け、そこに刷り込むとよい。分量の塩は残さず刷り込む。肉のひだの間にもしっかりと。
とは言っても肉の表面に満遍なく擦りつけるには10gもあれば充分なので調味料を残さずすり込むのは容易ではなく、擦り込むと言うよりこってりと塗りつけてラップでくるむことになる。
こうして厚化粧ならぬ,厚コショーしたバラ肉をラップでくるんで冷蔵庫内で、1日に1度上下をひっくり返しながら1週間寝かせて熟成させる。初日の作業はここまで。

1週間後,熟成が終わった時点でベーコンは8割がた出来ていると言える。

これまでは専ら、土塊の固さとか湿り具合,気象条件等を問題にしてきたのが、ここに来て初めて鍬の歯に目を向けるようになった。
私が求めていた音はおそらく『共鳴』なのだろうと思う。と言うことは2枚以上の歯が震動して響き合って出ていると言うことだ。そこに気づいた時,なぜ乱杭歯では出ない音が新しい鍬では簡単に出たのかと言う疑問が氷解した・・・。
いや、そうではない。思考の経過はこの逆で、新しい鍬が鳴ったから『共鳴』だと気づいたのだ・・・。まあそれはどっちでもいい。
つまり新しい鍬は、2つ,あるいは3つ,4つの歯がきれいにそろっているから共鳴が起こりやすかったのだと言う際めて単純な答え(仮説)が出たのだ。それはまた、私がいかにひどいボロ鍬を使っていたかと言うことでもあった。

だが、その仮説に到達した時,また一つ別の疑問が湧いた。
イカの塩辛,黒づくり。
大きな肝臓のあるスルメイカを使う。肝臓と身を捌いたその日に和えるのでなく、それぞれを冷蔵庫で1日程度脱水してから和えるのがコツ。
肝臓に強めの塩をして脱水するが、身に塩をして保存すると絞まりすぎて硬くなるので、身には和える時に塩を施す。
2杯分の肝臓で1杯分の身だけを和えるくらいがよいが、贅沢すぎるので今回は肝臓3に対して、身1,エンペラ3,ゲソ1とした。これでもかなり濃厚な味になる。肝臓にイカ墨を混ぜて黒づくりとした。

イカの肝臓,3杯分はやや強めの塩をして1日冷蔵庫内に置いて余分な水分(左)を絞る。

柵に取った身,エンペラ,ゲソをそれぞれ水気を取り、塩をせずに冷蔵庫内に1日置いて脱水する。イカは皮に甘みがあるので皮をつけたままで。ピチットシートがあればより効果的に脱水できる。
1日置いてから細く切った身に軽く塩をして両者を混ぜる。塩をすることで身の甘みを引き出すが、肝臓に強い塩をしてあるので身にはほどほどに。
すぐにでも食べられるが、3〜4日置くと味に複雑さが出る。
後から継ぎ足したり別々につくったものを混ぜると必ず腐敗する。

ところがである。何年かの後,私はこの音が簡単に出せることを知った。それはしかし、がっかりするようなつまらない話しになる。
鍬とか鋤,鎌などの鍛造した刃物は、歯の太さや厚みとか角度等,思うようなものになかなか出会えないので、これは・・・! と言うものを見つけた時には少々無理をしても買っておくべきである。
私のボロ鍬は、乱杭歯のように4枚の歯があっちを向きこっちに反り、あるいは折れ曲がったり欠けたりしていた。いい鍬があれば買い換えたいと思っていたところ、ある年,願ってもないような鍬を見つけたので、効率が悪い古い鍬に見切りをつけて新しい鍬を買うことにした。
その新しい鍬の最初の一撃でその音が出た。しかも1度だけでなく何回もである。はじめこそ喜んだものの、そのうちにつまらなくなってきたのは言うまでもない。
これまでの鍬では滅多に出なくて、新しい鍬ではこうも簡単に出るのはなぜか・・・? 今度はその疑問に取りつかれ、鍬を振るう時はそればかり考えるようになった。
そしてある仮説を得る・・・,

大根4種,左上:ビタミンダイコン,左下:カタダイコン,中:総太り,右端:干し理想
大根が収穫の時期を迎えた。今年はすこぶる出来がよい。

ビタミンダイコン
中国野菜のビタミンダイコンは上半身がきれいなグリーンで甘いのが特徴。おろしによい。

カタダイコン(地大根)
カタダイコンは反対に上部に緑色に部分があるだけで全体的に白く、下に行くほど太くなっている。辛味が強く、漬物に利用される。おろしにもよい。

総太り
総太りは穏やかな味で、煮物やおろしに使われる。

干し理想(あしなが娘)
干し理想は足長で、60〜70cmに達する。漬け大根として利用されるが信州ではあまりつくられない。
身にしみて 大根辛し 秋の風 芭蕉『更科紀行』

その後も時たまその音に出くわすことはあったが、なぜその音が出るのか、なぜいつもでなくごく稀にしか出ないのか長い間分からなかった。
掘り返した土塊が柔らかければ音も立てずにほぐれてしまうし、固すぎればただカチッ跳ね返すような音を立てるだけで、あの体の隅々までもが共鳴しそうな喜びに似た感覚を引き起こす心地よい音はこちらの意の通りには出てくれず、ほどよい固さとか、土が抱えている湿り気,もしかするとその時の空気の湿度なども影響しているのかもしれないと思ったりしながら、ただ偶然にその音が出ることを心の隅で期待するだけだった。
NHKのラジオ放送で日曜の朝早くに『音に会いたい』と言う番組があったが、私にも会いたい音があった。母の鍬の音だ。
それは、頭上に振りかざした鍬を思いっきり振り下ろし、再び振り上げた鍬をくるっとひねって、歯ではなく鍬の背で掘り返した土塊をたたき砕く時に出る,例えるならお寺の梵鐘を衝いた時,最初の『ゴン』に続く長い長い余韻が次第に細くなってほとんど消え入りそうになる辺りの音に近い,金属が共鳴して奏でる響きとでも言えばいいだろうか・・。
何百回,あるいは千と何百回に一度,母の鍬がその音を奏でることがあったのだ。
?十年の後,畑を耕すことを思い立った最初の日に、偶然にも私のボロ鍬がその音をたてた。それは強烈な力で私を幼年の時代に引き戻し、母の後にくっついて何キロも離れた山の上の小さな畑に行き来した頃の情景を甦らせた。それだけでなく、今,自分が鍬を握っているのはこの音を聞くためではなかったかと言う気にさえさせられて、しばらく呆然としていたと言うことがあった。

スーパーで松前漬けのセットを売っているが、バカ高いので自分で材料を買ってつくるに限る。好きな材料で好きなだけ食べられる。ただし、醤油をたくさん使うので食べ過ぎに注意!
材料
A・具材:スルメ4〜5枚/昆布20cmのものを4〜5枚くらい/切り干し大根2袋/ニンジン大2分の1本(千切り)/煎りゴマ
B・調味液:醤油1カップ/水1カップ(半量は酒でも可)/酢大さじ2/みりん大さじ4/砂糖大さじ4
※スルメ,昆布,切り干し大根と調味液は一度に全部使うわけではないが、すぐになくなるのでこれくらい用意しておく。1回きりなら総て半量で。
※調味液はあらかじめつくっておいてもよい。沸かしてなじますか生のままかはお好みで。
※スルメは柔らかいケンサキイカがベストだが3枚で1000円くらいする。スルメイカなら5枚1000円くらい。スルメイカの方が噛み応えと味があると言う人もあり、好み次第。
つくり方:
調味液とスルメ,昆布,切り干し大根はとりあえず半量を使い、残り半分はあとから補足するのと味を整えるために残しておく。
煎りゴマ以外の材料を一度に全部漬け込んでもいいが、そうすると切り干しダイコンが調味液を全部吸い取ってしまうので、調味液を更に2つに分けて一方にスルメと昆布,もう一方に切り干し大根とニンジンを漬け込んで後から混ぜ合わせるとよい。
切り干し大根は長時間水につけず、さっと水に浸してなじます程度でOK。好みで数の子を入れるのもあり。煎りゴマは食べるときに振りかける。
食べごろ:
3〜4日置いた方が美味しいに決まっているが、待ちきれなくてスルメと昆布が柔らかくなったらその日から食べ始めている。なじむ頃にはなくなってしまうので時間がある時にスルメや昆布を切っておいてどんどんつぎ足して行く。そのために調味液を沢山つくっておく。
市販の松前漬けのような粘り気を出したくて高い昆布を使ったり昆布の種類を色々変えてみたが限度がある。あれは増粘材が入っていると思われるが、粘り気がよく出る昆布があるのかも知れない。

12月15日(土)と12月22日(土)の2日間,生協池田センターに於いて、恒例のXトレイン『燻製研究会・ベーコンづくり、およびキムチ・松前漬けづくり』を行います。
初回の15日(土)は、午前から午後にかけてベーコン用のスパイスの調合と肉の塩漬けを行います。ベーコン用の豚肉は塩漬けをした後、各自家に持ち帰って熟成させ、1週間後の12月22日(土)に煙をかけます。
並行して予めお申し込み頂いた、ホタテ,タコ,イカ,ゆで卵,タクアン等、ご希望の燻製づくりを行います。
午後からは1回目のキムチ・松前漬けづくりを行います。

12月22日は、ベーコンの燻煙を行います。並行して、キムチ,松前漬けづくりを行います。初回同様,燻煙中に、ホタテ,タコ,ゆで卵,タクアン,ビーフジャーキー等,お好みの燻製をつくることが出来ます。
事前にお申し込み頂ければ材料の調達(実費)、塩漬け、塩抜き等の用意をしますので、ご希望の方は早めにご連絡下さい。
なお、燻製づくりは材料や資材の調達に時間がかかりますので、参加ご希望の方は12月10日(月)までにお申し込み下さい。

1;日程
12月15日(土) 9:30〜16:00
10:00〜16:00・・・ベーコン用のスパイスの調合・塩漬け
並行して、ホタテ,タコ,ゆで卵,タクアン等の燻煙⇒完成/かたづけ
12:00〜13:00・・・昼食・休憩
13:00〜16:00・・・キムチづくり,松前漬けづくり/かたづけ
12月22日(日) 9:30〜16:00
9:00〜16:00・・・ベーコン等の燻煙・温度管理⇒完成
並行して、キムチづくり,松前漬けづくり⇒完成/かたづけ
並行して、ホタテ,タコ,ゆで卵,タクアン等の燻煙⇒完成/かたづけ
12:00〜13:00・・・昼食・休憩
14:00〜16:00・・・試食パーティー/かたづけ
A:ベーコンづくり

1;;材料,および費用; (?+?) ※参加は各家庭単位とします。
(1)材料費(実費)
豚バラ肉1kg,約1300円・・・全体で10個,1家庭で2個までとします。(500gも可)
その他,魚介類、ゆで卵、タクアン、チーズ、他・・・実費、または各自が調達
(2)参加費;1500円
内訳:スモークチップ,ウッド,調味液用のスパイス各種,試食用食材(費、燃料費、他
※材料費(?)は別途
2;つくり方・・・別記
3;道具の用意
まな板,包丁,采はし,ボール,または鍋,パット等の容器(3個),保存容器(タッパー,ジップロック等),
おろし金,キッチンタオルペーパー,ラップ,布巾・タオル,
※使い捨てビニール手袋は用意しておきます。
※混ぜあわせ用のボールは大きい方が作業しやすい。大なべでも(の方が)よい。
4;その他
ベーコンのスモーク中に、空いた場所で魚介類やゆで卵,タクアン、ビーフジャーキー等をスモークすることが出来ます。事前にお申し込み頂ければ材料の調達(実費)、塩漬け、塩抜き等の用意をしますので、ご希望の方は早めにご連絡下さい。

自製の木製・跳ね上げ式スモーカー

B:キムチづくり〜略〜
4;つくり方〜別記〜
5;昼食,試食交流会について
昼食は、各自で弁当,お茶を用意していただきますが、大根、白菜,ニンジンなど、野菜中心の温かい鍋物をつく ることができます。
また、つくったキムチを試食し、交流(親睦)会を行います。食の研究会の一環ですので、参考になる伝統食や手
料理などありましたら負担のない範囲でお持ちより下さい。(人数分は不要、少量で結構です。)
※少し多めにつくった作りおきの料理とか平素の漬け物などで充分です。わざわざつくらないで下さい。
※食器類は各自でご用意下さい。(汁椀は大きめで)

ダンボールスモーカー

6;申し込み
Xトレイン代表:木偶宛て 松本市七嵐379 携帯090−1661−7327
TEL・FAX:0263(64)4080
材料調達の関係で12月10日(月)の丸太の会までに木偶宛申し込んで下さい。
※参加は各ご家庭単位とします。
※あまってら農園の無農薬野菜の申し込みは9日まで。⇒10日丸太の会渡し

春の嵐でビニールが吹き飛んで・・・,

妻面との境が引きちぎられた。きちんとコードで押さえる作業を怠った罰だ!
夏の間はビニールをかけたままだと室温が上がりすぎて中が砂漠のようになってしまう。両サイドを捲り上げて風を通せばいいのだが、『水は天からもらい水』だけなのでそのまま放置。
例年なら10月までには覆うのだが、今年は横着して2ヶ月以上も寒さに晒した。その方がいいと言う面もあるが、いくら何でもそろそろ限界・・・。

とりあえずビニールをかけたが・・・,

両端の部分が引きちぎられた時のままでボロボロ・・・。
本体部分もあちこちに穴があるが、全部やりかえる金もなく・・・,

端っこと妻面のみを補修。何とかこの冬だけは乗り越えたい。

20回目を迎えた『日本の森と自然を守る全国集会』が、12月8,9,10日の3日間,愛知県瀬戸市で開催される。
知床の原生林や白神山地の保全等,全国各地の自然保護に先進的,先鋭的に深く関わってきた重要な集会である。
第3回の盛岡集会以来,奈良集会,米沢集会,東京集会,厚木集会,穂高集会,木曽福島集会,埼玉集会,仙台集会・・,と過去9回の全国集会に参加して来たが、仙台集会以後の4年間は参加の機会を得ることができず、気がかりで仕方なかった。
今年は近県の瀬戸市での開催なので何とか参加したいと思っているが、7日から8日にかけて忘年会を入れてしまった
ので、8日の昼前から駆けつけることになりそうだ。
1人でも多くの登山者や自然愛好家,自然保護運動の活動家,一般市民の方々に参加して頂きたいと願っている。
最終日の10日は現地見学会で、東大愛知演習林,鉱山跡,ホフマン工事,海上の森などを見学する。
会場;サンパレア瀬戸
テーマ;人工林,里山林,都市の緑
〜森と緑づくりのための行政,市民,研究者の協働〜
プログラム
12月8日(土);開会式,基調講演,討論会,交流会
12月9日(日);分科会,総括集会
第1分科会:『人工林問題の核心』
第2分科会:『森林環境税制を考える』
第3分科会:『鉱業法で蚕食される都市の緑』
第4分科会:『域環境・現場・原体験(博物)館』
12月10日(月);現地見学会
参加費;1000円
主催;日本の森と自然を守る全国連絡会
問い合わせ先;東京大学愛知演習林 蔵治光一郎氏
Tel:0561−82−2371 kuraji@uf.a.u-tokyo.ac.jp
HP:日本の森ホームページ
http://www.nihonnomori.com
※コメント欄からアクセス可。

展望台下の暖かいガラス張りの部屋で悠々と弁当を食べているところへ3人の女性グループが上がって来てそのうちの1人が覗き込み、怪訝な顔で『何かの工事関係の方ですか』と言った。何で・・・? 『ただの登山者です』っての!
遅れて食べ終わった仲間達もやってきてしばらく暖を取ってから予定より早く下山開始。(12:30)
直後に東京から来たという30人くらいの中高年の集団登山のグループとすれ違う。扉温泉への道に入ろうとする時,展望台で会った3人の女性グループが王ヶ頭方面を指差して『美ヶ原はあれですか』と聞く。富山から来たのだと言った。県外からの登山者が意外に多い。

美ヶ原・王ヶ頭,王ヶ鼻方面
2008年に因んで元日に登ろうかと言う話しが出ている美ヶ原・王ヶ鼻に向かって下る。その王ヶ鼻の左,ほぼ真北方向に旧四賀村境界線上の戸谷峰を見つける。よくよく見ると長峰山や光城山も見えており、刈谷原峠を経て昨年歩いた稲倉(しなくら)峠から戸谷峰に至る『境界線ハイキング・第3行程』のルートの全貌を南側から見ることができることに気づく。
一行の中に昨年の第3ルートに参加した人が4人いて、『あんなに歩いたんだ!』と感慨深げである。これは思わぬ発見であった。
中央左が戸谷峰
前鉢伏山を12:45に通過し、13:07に林道へ。その途中でオオタカと思われる中型のタカの飛翔を見る。鳶より二まわり小ぶりで腹部が白く、尾羽の先端が丸く弧を描いている。タカの特徴である主翼の中央付近がやや前に飛び出しているのと、主翼が体長の前半分に寄って頭部に近い点がクマタカと異なる。ハヤブサに比べるとかなり大きく、ややずんぐりしている。
しばらく頭上をまわっていたと思うと真下に向けて鋭くまっすぐ突っ込んで山陰に消えた。
林道で一行を追い越してジグザグを一気に下る。雪はあらかた融けているが部分的に凍っているところもあり、気が抜けない斜面ではある。駆け下りて13:20に小屋に着き、後続を待つ。

木の間越しの太陽が眩しい
13:27発,後はSLにまかせて1人先に駆け下る。ゆっくり下ることができないいつもの悪い癖で14:07下山。一休みして30分ほど待つも一向に降りてくる気配がなく、さらに10分待って白樺コースを迎えに行き合流。15:07全員下山。

1時間待ったがみんな元気。

小屋の上の最後の丸木橋を渡ってからは、前鉢伏山から北に派生する尾根に向かっての急登となる。はじめは60mほどほぼ直登するが、そこからはできるだけ急登を避けようとして巻き道かと思うほど折り返しを長く取ってあり、それだけに道幅が狭く、そこに雪があるので滑りやすい。下りで凍っていれば嫌なところである。
20分あまりで200mほどを登ると右に伸びる林道にぶつかる。この林道は最近拡幅されたもので、前回(2004年)の時にはただの細い登山道だった。
そこからは尾根道となり、1637mのピーク付近で5分の休憩をとる。(11:10〜15)

標識の『鉢伏山まで30分』の数字に首をかしげながら、目の前の鉢伏山を越えると北北西〜北西方向に白銀のアルプスが見え、11:22,鉢伏山への広い道に出る。山頂方向に少し歩いたところにある閉鎖中のヒュッテを風避けにして昼食休憩を取る。(11:35〜12:25)
一同はそこで食べ始めたが、陽だまりを探してウロウロするうちに1人山頂に着くこととなった。山頂には円筒状の展望台があって下部が部屋になっており、中に入ると周囲がガラス窓で暖かく、座る場所もあるのでそこを特等席として弁当を食べる。

温かい味噌汁,温かいご飯,熱いお茶・・。冬の日帰り登山は土方弁当に限る!
11月24日(土)
扉温泉・檜の湯Pに集合。8:50,登山口からいきなり雪で凍った丸木橋を渡り、『奥社』と書かれた鳥居をくぐって冷蔵室のように冷え冷えとした大和合沢沿いの道を進む。さらに3つの丸木橋を越えると左手から群鷹館の下から白樺林を通って来る道を合わせる。こちらが本来の登山道で、以後は営林署の造林宿舎まで一本道となる。
緩やかな道は沢から離れて右手の山腹をジグザグに登り、薄暗く湿った凹地状の檜林を抜けてさらに登ると再び沢音が聞こえ始める。沢は40m以上も下にあって、その分だけ登山道が先に高度を上げているのであるが、やがて沢が追いかけてきて併走するようになる。2万5千図ではこの後,道が沢の右岸に出ることになっているが、実際にはそのまま左岸を行く。
営林署の造林宿舎までを1時間と踏んだが、もう少しかかりそうなので3分ほど休憩をとる。(10:42〜45)
そこからまた道が沢を離れて30mほど上がり、そのままほぼ水平に進んで20分あまりで造林宿舎に着く。
宿舎は標高1240m付近の日当たりのない谷のどん詰まりの,そこから急な登りになると言う位置にある。沢は小さな流れとなっていてここが最後の水場でもある。細くなった水流のしぶきが氷柱をつくっていてきれいだが、半そでシャツ1枚の身には少しばかり寒く感じられる。(10:08〜20)

今は荒れてしまった宿舎/氷柱

鉢伏山・山頂にて/諏訪湖を望む

扉温泉より前鉢伏山経由,鉢伏山。参加者11名。快晴。山頂より北北西〜南西方向に北アルプス連峰のすべてと乗鞍,御岳方面がすべて見え、とりわけ白馬岳から,鹿島,爺,蓮華,燕,大天井,常念,蝶までの稜線がスッキリと輝いて見えるが、槍・穂高岳のみ頂上に雲がまとわりつく。北には美ヶ原の全景,東に霧ヶ峰,蓼科山,南眼下に諏訪湖,西に高ボッチ。
美ヶ原・王ヶ頭,王ヶ鼻(2008m)/茶臼山(2006m)
山頂付近は風が強く、陽射しの方向から風が吹いてきて、風を避ければ日陰でやや寒い。

大島、伊保田にて先日知り合ったチヌの団子釣りの達人と待ち合わせて、釣り方の指導を受ける。仕掛け自体はさほど難しくはないが、達人曰く、『団子のねり方次第』ということらしい。
この日は満潮は15:00過ぎということで、11:00前に釣り場に到着してまずはダンゴのねり方、あるいはタナの取り方、いかにダンゴを崩さずに底まで持っていくか等々のレクチャーを受けて、実践練習。
ほいじゃが、ダンゴが沈むまでに崩れてしもうてなかなかええ具合にできん。悪戦苦闘しとる間に達人に35cm級のチヌがヒット。
チヌの場合は餌取りと違ってウキがスーと沈んでいくんで気持ちがええ。
結局、チンタラしとるんをみかねたんか達人がマンツーマンで指導、まずはあたりを知って楽しんで欲しいという事で、ダンゴをポイントに落として、わしがあたりを待つという方法に変更。
そして開始から5時間、ついにウキがスーと沈んだ。ここで、焦らずにまずはリールを2、3回まいてそれからあわす。そして強い引きを楽しみながら最後はタモで取り込んで自分で釣ったとは言えんが何とか1匹ゲット。
達人のに比べるとちぃとこまいがそれでの30cm級のチヌ。
この釣り方にはある程度経験が必要らしいけぇ、もうちょっと慣れがいるみたい。第1段階としてはまずまずじゃろう。
ちなみにこの釣り場は魚が豊富で周りの人の話を聞けば、30cm級のメバル、カサゴ、ヤズ、チヌ、タイ、ハゲ、アジ、タチウオ、カレイ・・・かなり豊富らしい。
アワビ,カキ,ヤサラ,ヨメガカサ,フジツボ,ウニの殻,アコヤガイ,イカの甲,螺貝,カニ,カメノテの手,菱の実・・・,さまざま
渚は 珊瑚の砂浜 寄せて返す はるかなしらべ
だれも いない夜の海 潮のかおりが 風に流れて
い・つ・ま・でも ここにいて わ・た・し・の腕のなか 〇〇〇〇 〇〇〇〇〇〇〇〇 〇〇〇〇〇〇
〇〇〇〇〇〇〇
遊佐みもりのこの歌・・・『海』 最後のフレーズがわからない。思い出せないと気になってしょうがない。知ってる人いないかなぁ・・・,
秋は忍びやかに木の間をぬって近づき、夕べの霧となって人里をひたす。
明日は、あの大木に斧をいれようと、ほの暗い灯の下で砥石をとりだした人よ。
なりわいのために木を伐る悲しみを思い給え。
秋の木は 霧にぬれて、泣いているではないか。
加太こうじ

熱々を鉄板の上で食べる/ボリュームたっぷり焼きソバWにエビ,イカ,貝入りサファイアスペシャル
広島に来たなら何はともあれ『お好み焼き』である。音戸大橋から本土に戻ってR31を広島に向かう途中で行きつけの廿日市駅前『味のサファイア』へ『18:30頃着きます』との電話を入れる。夕刻の呉から広島に入る道路は渋滞が予想されたが思いの外スムーズに中心部を抜けて1時間も早く着き、すぐに注文。
顔なじみの常連さん達が『長野から来た』と言う我々のために席を空けてくれたのに甘えて分厚い鉄板の前に陣取り、マスターの鮮やかな手つきになるお好み焼きの仕上りを今や遅しと見守る。

4枚同時焼き/マスターの鮮やかな手つき

キャベツが山盛り/ひっくり返して卵,エビ,イカetc

さらにうどんやソバが入る/ソースはオタフクに限る!
焼きソバW入りでは足りなくて次々と追加注文する若者達の食欲はすさまじい!
駆けつけた鳥見仲間のカワセミさんから『ルッコラのお返しは「ルッコラの豚しゃぶ」で』と1kgもの豚肉の差し入れがあり、一同大感謝。
気さくで話し好きのマスターや夫人との会話も弾み、店中のお客さん達とも旧知のようにうち解け合って賑やかに広島の味を楽しみ、島のキャンプに向けて英気を養う。
明日から参加の岳君の実家を宿舎として使わせて貰えることになった。山のような荷物の中から島に持っていくものだけを選んで積み込み、3日ぶりの湯につかって早々に休む。
『何と言っても電灯のあるのが一番うれしい・・』とsyou君。明日は5時起きナノダ。
以下、前掲『平郡島・五十谷三島にて〜1』に続く。

(写真は頚城駒ケ岳)
鉢伏山日帰り登山・・・07年11月24日(土)雨天,25日(日)
里山楽会・境界線,11月山行
11月6日の例会において、鉢伏山と決定した里山楽会・境界線の11月山行は、20日の打ち合わせ会においてコースを検討した結果、下記の通り,扉温泉からのコースを往復することになりました。
日時;2007年,11月24日(土) 雨天25日(日)
目的地;鉢伏山・扉温泉コース
スタッフ;CL:木偶 SL:当日決定
集合;場所:スワンガーデンP/7:30 または 扉温泉・檜の湯P/8:30
解散;場所:扉温泉・檜の湯P/16:30頃 または スワンガーデンP/17:30頃
コースタイム;
7:30スワンG7:40 ⇒ 8:30檜の湯P8:40 ⇒ 8:50登山口9:00 ⇒ 11:20前鉢伏山11:30 ⇒12:00鉢伏山・昼食13:00 ⇒ 15:20登山口15;30 ⇒ 15:40檜の湯・入浴/解散16:30 ⇒17:20スワンG/解散17:30
服装・装備;上着・長袖シャツ/ズボン/下着類/保温着、防寒着/雨具/登山靴,軽登山靴/靴下/手袋/帽子
※手袋必携,防寒のため帽子着用のこと。
※気温の急激な低下や降雪に備えて、保温着,防寒着,雨具の用意等、冬山並みの装備で望むこと。雨具はズボン+上着式に限る。
持ち物;ザック&ザックカバー/弁当/水筒・飲料水,1.5ℓ程度(温かい飲み物も)/非常食/ビニール袋/タオル/ヘッドランプ/その他(ハンカチ、ティッシュ,磁石,地図,時計,現金,その他は必要に応じて)
参加資格、条件;小学生以上で3〜5kgの荷を背負って5〜6時間程度歩ける人。
参加費;会員は無料,会員外の方は事務費として200円頂きます。
なお、スポーツ安全保険加入希望の方は22日(金)午前中までにお知らせ下さい。保険料:1500円
交通費の分担について;
スワンGから登山口、および下山口までの往復のガソリン代を参加者全員で負担しますのでご協力下さい。
1km当たりのガソリン代を30円とし、これに総キロ数を乗じたものを合計して参加者で分担します。小学生以下は大人の3分の2、幼児は無料とします。なお、スワンGまでのガソリン代は各自で負担して下さい。
※檜の湯集合の方はこの限りではありません。
申し込み・締め切り;11月23日(金)

5;作り方:
(1)白菜塩漬け・・・前日までに各家庭で準備する。
白菜の根元に包丁を入れ、手で裂いてを4分の1に分ける。葉っぱの一枚一枚,芯のところに一つまみの塩をこすりつけ、重石をして一晩置き、水気を切る。塩は適量
※葉先には塩はしない。

(2)タレづくり・・・当日つくる。
タレの材料を混ぜ合わせる。(約1300gのタレができる)
(3)本漬け・・・当日
漬け材料B,C,Dにタレ300gを和え、白菜にはさむ具をつくる。
塩漬けした白菜の葉っぱ一枚一枚に残りのタレをすり込み、間に具をはさんで行き、完成。
出来上がった株を真ん中から内側に折って芯の側を下にして容器に入れ、冷蔵庫で熟成させる。その日からでも食べられるが、3〜4日してよくなじんでからが食べ頃。
カットキムチ

白菜4個を縦4分の1に裂き、芯を除いて横4cmにカット。白菜の重さの2・5%の塩で重石をして塩漬けし、一晩置いて水を切る。これに漬け材料のB,C,Dを加えて1300gのタレで和える。
6;費用
費用は実費(概ね2000〜3000円程度)+500円(会場費,見本づくり用の費用等)
7;その他

昼食は、各自で弁当,お茶を用意していただきますが、大根、白菜,ニンジンがふんだんにありますので、野菜中心の温かい鍋物をつくることができます。
8;申し込み・問い合わせ
12月5日(水)までに木偶宛申し込んで下さい。
※参加は各ご家庭単位とします。

キムチ&そばうどんづくり+忘年会・・・里山楽会境界線
12月7日(金)の里山楽会『境界線』の忘年会に合せて、午前中は本格無添加キムチづくり,午後はそばうどんづくりを行います。そのまま忘年会になだれ込んで、夜はバンガローでお泊り可。ただし雑魚寝なので要シュラフ。
日時:2007年12月7日(金) 9:00〜12:00
場所:明科天平の森バンガロー,および炊事棟
1;当日の日程
9:00集合/9:00〜12:00キムチづくり/12:00〜13:00昼食/13:00〜16:00そばうどんづくり/16:00〜18:00忘年会準備(手づくり)/18:00〜8日10:00忘年会
2;キムチづくり材料

(1)漬け材料 A白菜L玉3個 B大根千切り300g Cニンジン千切り200g Dニラ半束

(2)タレ材料 Eトウガラシ(中辛中引き) Fすりおろしニンニク100g Gすりおろしリンゴ150g Hすりおろしタマネギ100g Jすりおろし生姜 Kアミエビ塩辛100g L砂糖200g Mカタクチイワシ塩辛エキス150g N塩(白菜の重さの3%) Oだし汁250c(昆布,煮干,鰹節等で濃い目のだしを取る)
⇒各自用意するもの・・・ABCDFGHJLNO
⇒共同購入するもの・・・EKM
3;材料の調達について

(1)漬け材料の調達と準備
塩漬けした白菜および、ニンニク,リンゴ,ダイコン,ニンジン,生姜,タマネギ,砂糖,だし汁(予めつくって置く),は、分量分を各家庭で用意して持って来て下さい。
※あまってら農園の無農薬白菜,大根をお求めの方は予めご連絡下さい。1セット(白菜3玉,大根,1本,玉葱3個セット)600円程度
※千切り,すりおろしは当日,会場で。
(2)タレ材料の調達と準備

トウガラシ(300g,約1100円),アミエビ塩辛(500g,約600円),カタクチイワシ塩辛エキス(約
700円=3人分)は、事前に申し込みされた方の分を共同購入しますので、必要量をお知らせ下さい。
※ご自分で調達できる方,手持ちがある方はこの限りではありません。
※トウガラシ,アミエビ塩辛,カタクチイワシエキスはこれより安価な店があるようです。
4;道具の用意
まな板,包丁,采はし,ボール,または鍋,パット等の容器(3個),保存容器(タッパー,ジップロック等),おろし金
※使い捨てビニール手袋は用意しておきます。
※混ぜあわせ用のボールは大きい方が作業しやすい。大なべでも(の方が)よい。
※保存容器は4分の1の株が12個できるので、それに対応する大きさと量が必要。大き目のタッパーに複数保存する、あるいはジップロックで1個づつ小分けして保存するなど。

松本市・安曇野市を拠点に活動している我が山の会『里山楽会・境界線』のメンバーにして日本山岳会会員の『じゅんちゃ』が『みんなの登山ブログ』に参加し『じゅんちゃの登山ブログ』を立ち上げました。
じゅんちゃは生まれながらの信州人で、若い時からアルプスはもちろん,県内の低山や里山をもくまなく歩いているベテラン登山家として、また田淵行男記念館の友の会,大町市の山岳博物館友の会の会員として、幅広くエネルギッシュに活動しており、山のことだけでなく信州のあらゆる情報に精通して貴重な情報を提供してくれる頼もしい存在,我が『境界線』にはなくてはならない仲間です。

じゅんちゃの豊富な山行経験に基づく各種の記録とすばらしい写真に、乞うご期待!
みなさん よろしくお願いします。

コウイカ/アカニシ

kurokamiさんは温厚,気さくな方で、がっしりした体躯ながら潮焼けした顔に終始笑みを絶やさず、私達の細かな質問にも丁寧に応えて島周りの様子を詳しく説明して下さった。さらには帰りの船の中で、私達に食べさせると言って船底の生簀からコウイカやアカニシと言う巻貝まで掬って捌いて下った。

コウを取りだす/青ナマコ
イカは開いて柔らかい部分だけを刺身に引き、まだ動いている身を食べる。後は全部捨てると言うのをもらってゲソも生で食べる。
さらにナマコまで出たが、ナマコをめぐる若者達の反応は面白かった。syou君はナマコと聞いただけで急に黙り込んで舳先まで逃げて行き、sibaちゃんもokku君も心なしか顔が青く言葉がない。もちろん手も出ない。
処理を任されて包丁を入れたがあまりの硬さに包丁の刃が立たない。何とか縦割りして海鼠腸(コノワタ)を取り出そうとしたが、kurokamiさんは『まだ早いから無いだろう』と言う。実際コノワタは取れなかった。
半分に切ったナマコを薄くスライスしようとしたが、硬いのと滑るのとでぶつ切りになってしまった。口に入れても噛める代物ではない。
『硬くて噛めないよ』と言うトモさんに『噛むのもいいんだけど、ナマコは丸飲みして喉越しも楽しむものだよ』と言うと、船頭さんも『そうだ』と言う。
トモさんは『いや,歯ごたえがいいんだ』と言い返す。だが噛めない。『ある程度は噛んで食べるが、飲み込むときの食感がいいんだ』と私。だが飲み込むにも大きすぎる。すったもんだしているうちに本島に着いた。
結局,イカもナマコも大半は私が食べることとなった。この手の食べものにも『慣れ』が必要なのかもしれない。

15:00,すっかりお世話になったkurokamiさん夫妻にお礼を言って本土に向かう。
2003年6月15日にスタートした旧四賀村一周境界線ハイキングが完結した。最終回のコースからは全9行程のほぼすべてを望むことができた。

長峰山の山頂に立つと誰もが正面に聳える常念岳の美しい姿と眼下に広がる安曇野に釘づけになり、ため息にも似た賞賛の言葉を発する。かつて川端康成,井上靖,東山魁夷の三文化人がそこに立って絶賛したと言う話しは今も地元の語り草である。
だが、翻って見る東側の景観も負けず劣らず素晴らしい。3000m級の山が珍しくもない信州にあっては決して目立つ高さではないが、戸谷峰から保福寺峠を隔てて入山,御鷹山へと連なる1600mを超えるスカイラインの美しさは格別で、とりわけ朝の逆光に浮かび上がるシルエットが素晴らしい。

その山々が、旧四賀村をすっぽり包み込むように連なっている面白さに気づいてこの計画を思い立ち、スタートしてから5年でようやく出発点に戻った。その間に四賀村が吸収合併されて松本市になり、いちいち『旧』を冠するようになって面倒なことこの上ない。だが『旧』がついていてもいなくても、このコースの面白さは変わらない。
一昨日から急激に気温が下がり、稜線に立つと南側から冷たい風が吹いてくる。小寒い風に晒されて見ると、山々もどこか寒そうに見える。木枯らしが吹いて木の葉の大半を落としてくれたおかげで薮山が幾分明るくなった分だけ寒さを余計に感じるのかもしれない。

狩猟期に入ったばかりの里山は、あちこちで銃声が響いて何やら落ち着かないのが多少の障りになるが、雪に覆われる前の薮山の陽だまりには熟柿になったような幸福感がある。
熟柿になって陽だまりを貪りながら、一巡り完結した安堵感の中でやり残したこと,新たに思いついたことなど考えて次の計画を立てようと思っている。

そこから先は889mのピークにある三角点を目指して小さなピークを全部拾って歩き、地図通りに4つ目のピークで三角点に到達。時刻11:40。
一旦下って西に進むと道が二つに分かれる場所にぶつかる。左は目の前のピークに向かう登り,右はそのピークを迂回するやや下り気味の道,多分右の道をどんどん行くと先日の里山道のハイキングと同じ間違いを犯すことになるであろうから迂回した道のどこかからピークによじ登らなければならなくなるはずで、その場所は左手に馬頭観音がある場所だ。

そうであればはじめからピークを目指して左の道を登ればよい。
そして予想通りピークに上がると堀平の祠に出る。時刻も12:00となり、ここで昼食休憩をとる。
その時,正面やや右手下の谷から『ズドーン』と1発の銃声がして、しばらく後にもう1発鳴った。覗き込むと右手下方に林道があり、軽トラが1台停まっているのが見える。
大声で『ここにいるぞぉ〜』 『撃つなよぉ〜』と2,3回叫んでから弁当を食べる。聞こえたのか聞こえなかったのか,しばらく銃声は途絶えていたが、食べ終わってそろそろ発とうとする頃,再び2発,ややおいてもう1発鳴る。
改めて大声で叫んで12:35に出発。銃声の位置が低く、こちらは丸い稜線の左端を歩いているので、右手の谷から尾根に向かって発砲したとしても直接流れてくる心配はないのだが、時々大声を出しながら足早にそこを通り抜ける。

銃声は聞こえなくなっても右に寄りたくないと言う心理が働いてか、左へ左へとより過ぎて一度は道を間違えると言うこともあったがすぐに気づき、以後は見覚えのある崩れた祠やTVの共同アンテナを見ながら順調に下って13:20に鉄塔16号に着く。

さらに下って1軒屋で今日も農作業に余念のない老婦人とよもやま話しなどして13:35に釜