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プロフィール

  • ID: 1187
  • ハンドルネーム: 木偶野呂馬
  • 性別: 男
  • 年齢: 66
  • 住所: 長野県 松本市
  • 所属クラブ:
  • 登録日: 2007年06月22日
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私の山行記録 新着

2008年06月28日
焼山 [ 2400.30m 妙高山・戸隠山周辺(新潟県・長野県) ]
登山行程ルート表 登山高低差グラフ 登山ルート地形図(国土地理院) 登山ルート地図(グーグルマップ)
2008年03月09日
天狗岳 [ 2645.80m 八ヶ岳・筑摩山地(山梨県・長野県) ]
登山行程ルート表 登山高低差グラフ 山行日記+写真 (5) 5 山行フォトギャラリー (10) 10 登山ルート地形図(国土地理院) 登山ルート地図(グーグルマップ)
2008年02月17日
聖山 [ 1447.15m 八ヶ岳・筑摩山地(山梨県・長野県) ]
登山行程ルート表 登山高低差グラフ 山行日記+写真 (5) 5 山行フォトギャラリー (10) 10 登山ルート地形図(国土地理院) 登山ルート地図(グーグルマップ)

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アーカイブをご覧いただけます。September 2007

夏の冒険学校,白馬岳登山教室・12・・・ライチョウに導かれて・・!


 三国境を出発した直後,反対側から登ってきた登山者が『ライチョウをみましたよ!』と声をかけてくれた。この『ライチョウが・・・』の言葉に子ども達は鋭く反応し、『えっ! ライチョウだって,どこどこ?』『見たいィ・・・!』と、今にも駆け出さんばかりだ。
 『そうだ! こう言うガスで視界が悪い日にはライチョウが安心して出てくるんだ・・』と言っている目の前に2羽のヒナをつれた1羽のメスと、少し離れた所にもう1羽の若鳥がいるのを発見。『いたッ』と叫ぶと2人がすっ飛んで来た。子ども達は親子のライチョウに心奪われ、ヒナの後をゆっくりとついて歩く。
 次々と登ってくる登山者からも口々に『あっちにもいるよ!』と声をかけられ。2人はすっかりライチョウのトリコになった。

 突然,前方のガスの中から『おぉ〜い』と呼ぶシェーンの声を聞く。声の意外な近さに驚きながらも本隊に追いついたことに安堵し、残り3分の1に到達したことで何とか無事に帰れる見通しを得てホッとする。一行は、登りの時に風をよけて避難したあの崖の棚で待ってくれていたのだ。
 レイが『ライチョウがいたんだよ〜!』と興奮気味に叫ぶと『いたいた。さっき見たよ』の返事。


 そこは休まず通過して小蓮華の登りにかかる辺りで紅い冠のある固体に遭遇。『ここにもいるよぉ,オスだよぉ〜』と呼ぶと走ってきて『すごぉ〜い,7羽も見たよ・・』とつぶやき、しゃがみこんでそのまま動かなくなった。
 ライチョウに魅せれた子ども達にとって、風も雨も寒さももはや脅威ではなく、こうして次々と現れるライチョウに引きずられて子ども達は難局を乗り越えた。
 
 小蓮華を下り、さらに前ピークを過ぎて大池を見下ろす場所まで戻るとようやく雨が上がり、風も幾分弱くなる。山荘前の広場は色とりどりのテントで埋まっていた。


 15:10帰着。緊張からすっかり解放された子ども達は大はしゃぎしながら20分後に,スタッフは花を楽しんでさらにその20分後に戻ってきた。


2007年09月30日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

今日も常念,毎日常念

 9月29日16時51分 常念岳

2007年09月29日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

夏の冒険学校,白馬岳登山教室・11・・・さらなる試練


 11:40,一足先に出て山頂で一行を待つ。が、10分後にやってきた中にシノとレイの姿がなく、先に行ってもらって2人を待つ。12時を過ぎても現れない2人に、焦れると言うより、この先大池まで果たして歩き通せるか・・,と言う不安を感じ、スタッフを先に行かせたことを悔やんだ。
 10mもない視界の中にようやく現れた2人はふらふらとおぼつかない足取りで明らかに戦意をなくしているのが見て取れ、他のスタッフが誰もいない中で今度は私自身が決断を迫られる羽目になった。この時,風雨ともに最も強くなっていた。


(晴れていれば何と言うこともない道)
 選択肢は2つ。このまま2人を連れて大池まで帰るか、それとも2人を山荘に残し、翌朝迎えに来て大雪渓から下山するか・・。もう一つ,私も残って明朝早く一緒に大池に戻ると言う選択肢があったのだが、もし2人だけで残ると言えば私も残るつもりだったのでそれは伏せて、前2者の選択を問いかけてみた。
 『2人だけ残る・・』と言うことが脅迫になっている面は否定できないので『山小屋には事情を言ってよく頼んでおくから絶対安全だし、明日朝はできるだけ早く来るから』と言い聞かせて返答を待つ。
 このまま2人を連れて帰るには風も雨も強すぎたが、2人の答えは『大池に帰る』だった。
 

 『前進』を決めた以上,一刻も早くパーティーに追いつきたかったが、2人を安心させるために普段通りのペースで色んな話しをしながらゆっくり下る。あるいは自分自身の不安を隠すためであったかもしれない・・。
 向かい風は気持ちをひるませ、追い風は身体のバランスを崩す。少しでも高度を下げて風圧を和らげたいが、風は相変わらず黒部側から強く吹くので稜線を歩けば吹きさらされる状況は変わらない。風裏に入ろうにも信州側は絶壁である。三国境までのこの下りが、2人にとって一番厳しかったに違いない。
 12:52三国境に着く。風を避け、気持ちを風のストレスから一時でも解放するための休憩をとる。
 13:03発。その時,すれ違った登山者がかけてくれた言葉が奇跡をもたらした。



2007年09月29日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

夏の冒険学校,白馬岳登山教室・10・・・登頂


 白馬鑓ヶ岳から白馬岳を望む。稜線を向こうからこちらに歩いて来た。頂上の右の雲に隠れた辺りが小蓮華岳。その中間が三国境。頂上と雪渓の間に白馬山荘が見えている。右手前の尾根のように見える山は杓子岳。

 9:10,全員山頂に向かうべく登山道に戻る。風雨ともに一段と強くなっていたが、気持ちのギアを入れ替えた分,いくらか足どりがしっかりしてきた。
 稜線に戻ってふり返った山の大きさから、すでに小蓮華岳を通過していたことにようやく気づく。そうだとするともはや三国境は目の前。そして9:20,三国境に到達。『あと1時間』と励まして通過。


 10:10,シノとレイを先頭にユング・フラウのメンバー全員が登頂。濃いガスで何も見えず、感激はイマイチだが、子ども達の顔は明るく、登り切った安堵と充足の表情を見ることが出来た。

 10:25,白馬山荘に下ってレストランで休憩。がっしりしたつくりで中はピカピカに磨かれた床に豪華なテーブル,重厚な内壁。そのままでいいと言われても思わず登山靴を脱いでしまう。入り口の近くにストーブが焚かれており、体が自然にそこへ引き寄せられて行く。
 熱い飲み物で体を中から温め、ついでに大奮発して食事をとる。ぬくぬくと長居をすると気分が緩んで帰りの道程が心配になるが、今は心身を平常に戻すことが先決である。ストーブにしがみついて離れられない方がむしろあぶない。


                

 存分に休んで11:40出発。大池に向かう。
 


2007年09月27日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

夏の冒険学校,白馬岳登山教室・9・・・決断の時


 決断の時を迎えていた。すでに第1目標の小蓮華岳は超えている。
 『これから先,どうするかここで決めよう。天候はすぐによくなるとは思えない。この状態がしばらく続くか、もっと悪くなるかもしれない。この天候でここまで来ただけでもスゴイことだから、ここでやめて引き返すことはちっとも恥ずかしいことじゃない。引き返すと言う判断も時には大切なことだ。』『白馬岳の頂上までは残り約3分の1,だけど、大池まで帰らなくてはならないからそれを加えると残りは3分の2だ。自分の体力,気持ちを考えて、行くか帰るかを決めろ。帰るなら私が一緒に帰る。他の人には山頂まで行ってもらうから、ここで帰っても他の人に迷惑をかけると思わなくていい』と2人に決断を促した。


 普段,あまり感情を表に出さないシノであるが、その表情からは相当へばっていることが伺われた。しばらくじっと考えていたシノはしかし『行きます』と答えた。その返答は『帰らせよう』と思い始めていた私を戸惑わせたが、それ以上に窮したのはレイだった。


 レイは体力的には限界とは思えなかったが、気持ちはいっぱいいっぱいだったのだろう。シノが『行く』という決断をしたために、便乗して一緒に『帰る』と言う選択肢を失って追い詰められた。返答を迫られるとふいに目を真っ赤にして、大きな目よりもさらに大きな涙をポロポロとこぼした。私は内心『しめた!』と思った。
 レイに限らず、子ども達は自分をギリギリまで追い詰めることをあまりしない。大変なことになりそうな課題を突きつけられるといち早く身をかわし、おとな達も敢えてそれ以上を求めないからそう言う場面がないのだ。そういう意味では千載一遇の場面を迎えていたと言える。


 その場にいた全員が固唾を呑んで見守る中、レイは搾り出すように小さく『い・・くぅ・・』と言った。
 1人は無理を承知で体力の壁を乗り越えようとし、1人は気持ちの弱さに決別する決断をした2人の小学生であるが、稜線の登山道に戻ると風も雨も一段と強くなっていた。

2007年09月27日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

子檀嶺岳登山・・・下り


 山頂付近で誰かが採ったヤマボウシを頬張る。この実を食べると変な顔をする人が多い。たしかに赤く熟しきったものはぺしゃんこの味で皮のザラザラ感だけが残るが、熟しかかった黄味の強いものはなかなかの味で、私は好きだ。
 こう言う野生のものは改良され洗練された果物ではないので、その分は割り引いてその野趣性を楽しむものだろうと思う。


 子檀嶺岳には3つのコースがあり、下りは村松コースからの下山を希望する6名と二手に分かれての下山となる。当然ながら運転者は元来た道を下る。
 12:10下山開始。登りの時,ショートカットして尾根に到達した地点の5分ほど先から尾根の右(北)斜面をジグザグに降る道となり、やがて古い林道に達する。この林道は殆んど使われた形跡がないほど草生しており、間違えた地点まではほぼ廃道に近い様相で距離も案外長い。そのため、そこよりもかなり高いところから入って斜面を直登するのとは相当な時間差が出ることになったものと思われる。


(この中にヤマガラが写っている)
 12:55登山口着。車を村松コースの登山口に廻し、降りて来た6人を収容して例の藤村ゆかりのますや旅館で入浴。ぬる湯の露天風呂で話しが弾んだ。
 予想された雨は降らず、また、昨日までの猛烈な暑さから一転してほどよい気温で気持ちのいい山行となった。これで、夫神岳,十観山,子檀嶺岳の青木三山を一通り登ったことになる。

2007年09月26日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

子檀嶺岳登山・・・登り

 
 9月23日(日) 里山楽会『境界線』9月山行『子檀嶺岳』登山,参加者は11名。


 準備運動をして9:15出発。9:47,道を間違えて引き返す。間違った地点が分っているのでその分岐点まで戻るが、途中で近道らしい踏み後を発見して偵察する。あまり道がよくないので一行には分岐点まで戻ってもらうことにして、9:55から1人で直登を試みる。
 あちこちに大き目の獣の足跡や座ったと思われる跡など,熊のものと思われる生息痕が見られる。極めつけは立ち木に生々しいこの3本の爪跡。

 熊よけにインディアン・コールを発しながら薮を漕いで直登すること17分で登山道の尾根道に出る。10:12着。正ルートを登っている他の仲間達はなかなかやって来ない。


(至近距離だがデジカメではこれが精一杯)

 待っている間,不意にジュリジュリ・・,と言う鳴き声とともにパラパラッと音がしてせわしなく動き回るカラ類の群れが現れ、いつの間にか取り囲まれていることに気づく。次の瞬間,目の前の小枝にシジュウカラがきた。さらに後方からのツツピー,ツツピーと言う鳴き声に振り向くとヤマガラがいた。他にもいっぱいいて少なくとも3種類のカラ類が来ている。シジュウカラとの違いは分っても、ヒガラとコガラの違いが分らないので3つ目は何か分らない。あるいは両方来ていたのかもしれない。さらにはその巡回に混じってアカゲラまでやってきた。

次々と目の前1.5mほどの小枝にやってくる鳥達と過ごした数十分は至福の時であったが、この時ほどズーム付の一眼を壊したことが悔やまれたことはない。

 10:55まで待って一行と合流し、山頂へ向かう。11:17登頂。

 西隣に昨年登った夫神岳。その麓を指して『アッ 家が見える!・・・』と、青木村から参加のMさん。画面中央のやや右の濃い緑の際にポツンと見えている白い点がその屋根。彼女は白馬冒険学校に参加したユング・フラウの一員だ。


2007年09月26日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

夏の冒険学校,白馬岳登山教室・8・・・白馬へ


 8月4日(土)
 6:15出発。この時点では風は強かったが雨はそれほどでもなく、希望的観測ながら誰もが徐々に回復するだろうという期待を持って歩き始めたと思われ、花を楽しみながら歩く余裕があった。モモとノゾミはしっかりした歩きぶり,寡黙なシノとは対照的にレイはうるさいほどの元気さである。
 7:00,小休止5分。風は一向に収まる気配がなく、雨もパラつく中,雷鳥坂をゆっくり登る。大池から見える一番高いピークを越えると船窪と呼ばれる二重山稜にさしかかる。二重になった山稜の間の窪地はシナノキンバイの咲くお花畑なので、そこで強風を避けて休ませようと思っていたが、立ち入り禁止になっていて入れず、その先に格好の窪地があるのだが、そこは中高年の集団に占領されていて休むに適した場所が得られない。
 7:40,登山道から少しだけ黒部側に外れた岩陰に身を寄せて休む。レイは相変わらず元気でうるさいくらいだが、シノの口数が少なく、足どり重くて寒そうなのが気になる。
 7:55発。ほどなく小蓮華岳と思われるピークの下を通過する。本来なら登山道は小蓮華岳のピークを通っているのだが、山頂付近で崩落があって立ち入り禁止になっており、登山道はピークを避けていつもより下を通っていた。そのことに気づかず通過したことを後で知る。


 強風に加えて時折雨が強く降るようになるとシノの動きがさらに緩慢になり、顔から生気が消えていた。8:20,立ち止まって1枚余分に着せる。その様子を見ていたレイも急に口数が少なくなる。
 8:40,再び歩き始めるがレイまで元気がない。ここまで強風に晒され通しで体温を奪われ、また強度のストレスを受け続けてきているので風を避けて体を温め、緊張と不安を和らげる必要を感じ、風のないスペースを探す。
 8:50,思い切って登山道を外れ、崖を信州側に少し下がって稜線の陰の風のないスペースに避難する。
 稜線からちょっと下がっただけで黒部側からの風がピタリと止み、そうすると吹き曝しの寒さはどこへ行ったかと言うほどの穏やかさに包まれて、それだけで人心地を取り戻すことが出来る。それがその時点で最も必要なことだったのだ。


 シノとレイの士気は下がり切っていたが、先ずシノの体を温めることが先決だった。ぬれてはいないようだったが湿っている下着を着替えさせることにする。女性スタッフと3人の子ども達がシノを囲み、イチ・二ノ・サンで下着を脱がせて素早く着せ、その上にシャツとセーター,雨具を着せる。女性スタッフがいてくれたお陰で対応できることだった。
 落ち着いたところでシノとレイのそれからの行程について2人の気持ちを確かめる。

 
2007年09月25日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

常念岳異影


 07年9月21日17時19分,夕陽が沈んだ後,常念岳の山影が手前の雲(薄いガス,あるいはダストか?)に映っている珍しい光景を見た。
 
2007年09月24日 by 木偶野呂馬 | General | 2 コメント | No Trackbacks |

全行程を終える

 最後の登山では表立って事故があった訳ではないが、内部的には事故につながりかねない様々な問題を露呈し、多くの課題をを突きつけられた結果となった。
 事故に至るまでには様々な伏線がある。それは小さな『ヒヤリ』『ハッと』として日頃の山行の中のあちこちに顔を出している。結果オーライでなく、それらを一つひとつ掬い上げて検証し、教訓を引き出して次の山行に直ちに反映させなければ、いつか必ず事故は起こる。万全を期したつもりでも事故は起こるが、事故に不可抗力と言えるものは万にひとつもなく、すべて未熟さ,軽率さ故に起こしたものであると考えるべきである。そう言う意味では恥ずかしいかぎりの山行になったが、自分達の山行を改めて検証するいい機会にはなった。
(検証は別途)

 13日夜は、イクラ+ウニ丼とイカのポン焼きその他で豪勢な夕食。翌14日は4時起き。5名は早発ちして東北道上のSAで食事を摂りながらまっすぐ帰る。
 5時に一関IC前で一行と別れて平泉に向かう。以後は18日まで1人旅。


2007年09月03日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |