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プロフィール

  • ID: 1187
  • ハンドルネーム: 木偶野呂馬
  • 性別: 男
  • 年齢: 66
  • 住所: 長野県 松本市
  • 所属クラブ:
  • 登録日: 2007年06月22日
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私の山行記録 新着

2008年06月28日
焼山 [ 2400.30m 妙高山・戸隠山周辺(新潟県・長野県) ]
登山行程ルート表 登山高低差グラフ 登山ルート地形図(国土地理院) 登山ルート地図(グーグルマップ)
2008年03月09日
天狗岳 [ 2645.80m 八ヶ岳・筑摩山地(山梨県・長野県) ]
登山行程ルート表 登山高低差グラフ 山行日記+写真 (5) 5 山行フォトギャラリー (10) 10 登山ルート地形図(国土地理院) 登山ルート地図(グーグルマップ)
2008年02月17日
聖山 [ 1447.15m 八ヶ岳・筑摩山地(山梨県・長野県) ]
登山行程ルート表 登山高低差グラフ 山行日記+写真 (5) 5 山行フォトギャラリー (10) 10 登山ルート地形図(国土地理院) 登山ルート地図(グーグルマップ)

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金峰山山行記録・1・・・朝

 
 昨夜は20:00から23 :15までぐっすり寝た。これだけ寝れば充分で、後は朝までの時間をできるだけ眠るように努めるのみ。うつらうつらとして次に目覚めたのが1時半。もう一度眠って2時半に目覚め,隣の越谷南高校が動き出すのを待って起きる。
 小屋の管理人がいないので断りようがなかったが、炊事場を使わせてもらうことにして昨夜のうちに道具と材料を運び込んでおいた。
 
 アルファ米の湯戻し,味噌汁は昨夜と同じ。今朝は丸ごとのキャベツ1個を8つに割ってマーボーキャベツと言うものをつくる。豚肉の変わりにベーコンとウインナーを乗せ、キャベツと一緒にゆでた後,マーボーキャベツの素なる調味料を入れて煮込む。朝食にしてはちょっと濃い目だが味はよし。何といっても完全無農薬・有機のキャベツがうまいのだ! 他にシシャモをフライパンで焼いたのと納豆。
 
 幕営山行が初めてと言う人が半数なので、慣れた人なら4時半には出られると言う時間に朝食を用意して、こちらからは起こさず自発的に起きてもらい、食べられる人からどんどん食べてもらう。
 慣れない人には早すぎる朝食であるが、食ってもらわないと困るので食べる時間に幅を持たせた。次回からは起きて食べて出して1時間半以内の出発を目指す。

2007年07月31日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

瑞牆山山行記録・5・・・通り雨・夕暮れ


12:30から下山開始。前にいる子ども達の団体が道を譲ってくれたので大岩の根の難所を素早く通過し、13:05に沢に到達。休まず歩いて10分で指導標のある小尾根まで登り返すと後は長い下り。13:28,富士見平小屋・テン場に着く。
 他の仲間達は沢でたっぷり休憩を取り、途中でキノコ(マスタケ)を採ったりしながらゆっくり降りて来て14時頃着く。
 
 しばらく談笑する間に空が暗くなり、小雨がぱらついてきたので、それぞれのテントと小屋に戻って休憩。雨は通り雨ですぐに上がり再び晴れる。

4時から夕食の用意。アルファ米4袋を湯戻しし、レトルトを温めた湯で味噌汁をつくる。汁の実は豆腐とエノキ,モロッコインゲンetc・・。(アブラゲとコマツナを忘れた!) 
 帰路,採って来たマスタケはウインナーソーセージと一緒にフライパンで炒めてしょうゆで味つけ,他に刻みキャベツとキュウリのごま油漬け。各自持参のピラフやカレースープも加わって賑やかでリッチな夕食となる。

 食後はコーヒー,紅茶を飲みながら今日の山行を振り返り、また明日の山への思いを馳せつつ談笑し、シラカバに囲まれたキャンプ場での夕暮れの時間を満喫。快い疲れを持って各々の場所に帰る。

2007年07月31日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

瑞牆山山行記録・4・・・山頂にて

 
 山頂からの展望で目につくのはすぐ西隣に位置する八ヶ岳で、5合目から上が濃いガスに包まれてはいるものの圧倒的な存在感であるが、それと同等であるはずの南アルプス・甲斐駒方面がすっぽりと靄に隠れ、その存在すら分からないのが惜しまれる。
 秩父の山はあまりなじみがないので周辺の山はピンと来ないが、明日登る予定の金峰山の稜線だけはよく見えていて、けっこう長い登りであることがわかる

 山頂には大きな岩がいくつもあって、そのそれぞれに適度な広さがあり、ざっと見回しても50人を越える登山者達が、眺望を楽しんだり写真を撮ったりしている。『吸い込まれそう・・!』と言いながらもこわごわと垂直に切り立った岩の上から下を覗き込んでいる人もいる。岩と岩の間の窪みではキャベツを丸々1個鍋に放り込んで煮込んでいる団体があり、カップ麺をつくっているカップルもいる。
 山頂は南に開けているが、北側には木があってその中は涼しく、多くの人は暑い陽射しを避けて木陰で弁当を食べていた。 
 
 10分ほど遅れて全員が到達したが、その直後に揃いの帽子をかぶった大勢の子ども達の集団が指導者に連れられて登ってきて、山頂は100名を越す大賑わいとなった。
 ひとしきり展望を楽しんだ後、私達もまた木陰に入って昼食を摂る。
 
2007年07月31日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

瑞牆山山行記録・3・・・巨岩


 ここから先は縄や梯子のある厳しい登りとなる。中高年の登山者はみな苦しげで道を譲られ、また、同行のメンバーも徐々に遅れていつしか1人先行する形になり、1時間歩いた所で休んで後続を待つ。10分後(10:35)に全員が到達。同40,一足先に出る。
 10:50,屹立する巨岩の足元に到達し、見上げて全容を撮る。この岩を右側の根に沿って登り、稜線に出れば頂上は近い。 

大岩の根に沿った道は大小の岩やガラガラの岩屑の間を辿る道で、途中には梯子があったりするが、登り下りの混雑もなく20分(11:00)で稜線に出る。
 稜線からさらに岩場の登りが続き、どこまで登らされるのかと気持ちを引き締めたが、10分も歩かないうちに大勢の人々のざわめきが聞こえ、思い思いに人々がたむろする岩場に着くとそこが頂上だと分かり拍子抜けする。11:10着。

2007年07月30日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

瑞牆山山行記録・2・・・木の間越しに見る奇怪な山

 
富士見平小屋の前から2116mの飯盛山と言うピークを挟んで右に伸びるのは金峰山への道で、瑞牆山へは左の道に入る。
 ほぼ等高線にそってゆっくりと高度を上げて小さな尾根を巻くと左手から沢音が聞こえはじめ、木の間越しに瑞牆山を垣間見ることができるようになる。とりわけ山頂の西はずれに1つだけ張り出してそそり立つ巨岩が目を引く。
 
 道は瑞牆山との鞍部の沢まで一気に下る。9:55,沢の休憩所に着く。真ん中で二つに避けた大きな岩があって、その裂け目を覗き込んだり、中に入ろうとしている人など,思い思いに楽しむ人多数。
 一服して冷たい水で汗を拭きたいところだが、先に厳しい登りが控えているので帰りの楽しみにして先を急ぐ。

2007年07月30日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

瑞牆山山行記録・1


2007年7月28日(土)
 5:30,安曇野市豊科スワンガーデンを出発。予定より大幅に早く7:02に瑞牆山荘に着く。広い駐車場には10台程度の車。山荘に着く前の車窓から瑞牆山の岩だらけの山容が望まれ、その特異な風貌に期待が高まる。
 手早く支度し、7:45,富士見平小屋に向けて出発。やや急なシラカバの林の中を150m登って里宮神社と言う神社に通じる林道を横切るとそこから一気に急登となる。ここを喘ぐように登って8:20,ベンチのある尾根にたどり着き、一息入れた後,幾分緩やかになった尾根の林の道をさらに15分登って8:35,富士見平小屋に着く。瑞牆山荘から300mの登りで汗を搾られたが、その汗もすぐに乾いて心地よい。
 テン場には3〜4張りのテントが張られていたが、管理人がいないので手続きを後回しにして少し奥まった場所を選び、2つのテントを張る。
 参加者8名中,テントが6名で小屋泊まりが2名。小屋の手続きも後に回し、瑞牆山に登る準備をして9:25出発。

2007年07月30日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

四賀村境界線を歩く〜1,第1行程・前半3・・・03年6月15日

 13:40,沼に到達。沼畔のか細い鹿道を慎重に越えてしばらく行くと明らかに人が歩いた踏み跡があり、放棄された田んぼ,次いで稲が植えられた田んぼが現れる。そこから先の道は草が刈られて歩きやすくなる。
 それまでまっすぐ東に向かっていた沢はここで大きく北に向きを変えるが、地図上では境界線はそのまま一直線に東に伸びているので道は境界線を外れることになる。沢の向う側の斜面によじ登ってしゃにむに南に向かって進めば間違いなくその先の山道に出られるはずであるが、今回はそのルートの探査が果たせなかったのでここからは沢筋の道を辿り、十二沢林道を迂回せざるを得ない。
 沢からの出口付近で草を刈っている一団の人達に『迷いなすったかね?』と声をかけられて苦笑。どこから来たのかと訝られても不思議ではないが、『ご苦労様』と笑って声をかけてくれる人もいた。
 14:10,十二沢林道に出て休憩。ここまで一番心配だった小学2年生の男児がトップでついてきたし、はじめにバテかけた中学生達もその後は元気に歩いてきた。
 10分休んで列を整え、林道歩きを開始。曲がりくねった林道を10分歩いた所で前日調べておいた山道に入ったが、半数はそのまま林道を歩く。
 14:40,3人姉弟のお母さんが待っておられる分岐点に着く。林道組がなかなかやってこないので声をかけるとキクラゲを見つけて採っていると言う。この辺りには桑の木が多く、今がキクラゲの盛期のようで袋をいっぱいにしている子どももいた。2年生の男児はここでリタイア。
 14:50,林道が尾根を避けて東に迂回する辺りから山道に入る。道はしばらく南進して境界線にぶつかった後、南々東に向かって松林の中を進む。
 一帯は有数の松茸の産地である四賀村の中でも特別クラスの松茸山で、いたるところに『入山禁止』『松茸止山』の張り紙があり、『金30万円頂きます』等と罰金も高額。今は薮が被った道を遠慮しながら歩くこともできるが、シーズン中はとても入れる所ではない。
 15分歩いて大きな松の倒木を越えると松茸の作業小屋があり、そこで後続のオカリナの集団を待つ。そこからは鉄条網の松茸山にそって南進。分岐点を右折して手入れの行き届いた広い松茸山の中を荒らさないように慎重に下り、もう一つの小屋の横を通り抜けるとすぐに終点の豊科葬祭センター入り口に出る。
 先頭が15:30に到達。同40,全員到着。駐車場に集まり記念撮影。同50,次回の再開を約して解散する。
 第1行程・前半,終わり
 
 所要時間;5時間40分。実働時間;4時間20分。参加(徒歩)20名中,完踏者19名。
               

2007年07月28日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

四賀村境界線を歩く〜1,第1行程・前半3・・・03年6月15日

 13:00出発。林道を直進すること10分で十二の集落に下る分岐点に到達。五常小学校の学校林の標識がある所まで案内し、十二の集落から十二沢林道につながる景色を見てもらった後、林道に戻って進入禁止の標識から50mほど先の小さなピークに向かう。
 13:10,小ピークから谷底に向けて義経の『ひよどり越え』さながらに、スリ鉢状の斜面に飛び込む。蔓に足を取られてもんどり打つ場面もあったが、斜面全体が堆積した柔らかな腐葉土で大きな危険はなく、一同無事に谷底に降り立つ。
 ここからは両側が切りたった幅5〜6mほどの谷間の、かつて桑畑であったらしい階段状の平地とその一隅を流れる細い沢の中を歩く。今はうっそうと木が生い茂っているが一面の薮というわけではなく、身を低くすればどうにか歩けた。所々に水がたまった平地があって、そこは鹿が転げ回って泥浴びしたと思われる跡があった。イノシシのヌタ場と同じものであろう。
 一帯は鹿の歩いていない所はどこにもないと言えるほどの足跡である。中には水を求めて足しげく通った踏み跡が太いしっかりした道になっている所さえあり、これを見ると最初の道は人間ではなく、鹿や獣たちがつくったもので、それを人間があとから使うようになったのだと言うことがよく分かる。
 めったに人が訪れることのないこの谷は、鹿にとっては安全でお気に入りの棲み家であり、楽園に違いないと思われた。
 鹿だけでなく野鳥も多い。3日前の調査の時「ツキィフィ− ホイホイホイ」というサンコウチョウの声を聴いた。風の音で前半部分ははっきり聞こえなかったが『ホイホイホイ』の部分ははっきり聞こえたのでほぼ間違いないと思われた。
 野鳥に詳しい知人の話によると意外に近い所で営巣・抱卵していることがあると言うことなので静かに歩いてもらったが、残念ながらこの日はその声を聴くことはできなかった。

2007年07月27日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

四賀村境界線を歩く〜1,第1行程・前半2・・・03年6月15日

 10:40,尾根に出て小休止。5分後に出発。尾根に上がれば展望が開けるだろうという期待に反してそこは何本かの踏み跡が交錯しただだっ広い林で、その踏み跡を拾いながら左寄りに進んで徐々に高度を上げる。
 ゆっくり進んだつもりだが最初の急登の疲れでバラつきが出て列が長く伸びたらしく、かなり後ろの方で遅れた子ども達を励ます平田さんのオカリナが聞こえた。11:10,その音が近づくのを待って小休止。揃ったところで平田さんの発案で全員に番号をつけてもらい、同15,出発。
 11:22,地元の人達が烏帽子と呼んでいるピークに着き、境界標識を確認。左折して下り、3分で天平林道へ出る。ここから子ノ神という集落までは天平林道と並行するので林道組と山道組に別れる。山道にはベニバナイチヤクソウの群落があり、ちょうど花の盛期だった。11時50分,子ノ神分岐着。
 12:00,隊列を整えて出発。しばらくは林道歩きとなる。同20,左側が開けた見晴らしのいい地点に着く。戸谷峰をはじめ、保福寺峠,二ツ石峰,入山,虚空蔵山等の四賀村の境界線の山並みがよく見えるのでここでお昼休みとし。各自思い思いの場所に陣取って昼食を摂る。
 この場所は展望がいいだけでなく、眼下に3〜4戸ばかりの集落が見える場所でもある。この集落のことで参加者のMさんに重要な指摘をいただいた。それによると・・・,
 四賀村側にへそのように飛び出したこの集落は実は豊科町の一部なのだ。地図を注意深く読めば確かにそうなっているのにそれを見落としていた。従って忠実に境界線を辿るのであればその集落の周りをぐるっとまわらなければならないのだ。大ポカという外ないが、今回はこのままこの道を行くしかない。

2007年07月27日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

四賀村境界線を歩く〜1第1行程・前半・・・03年6月15日

 執田光から刈谷原峠・稲倉峠へ・・・
 
 2003年6月15日(日)
 降りだしそうでいて何とか持ちこたえそうな朝。7時までに参加者全員へ決行を連絡。今回の行程はR143止まりになるものと見て集合場所を豊科葬祭センター入口に変更した。9:15に参加者22名のうちの16名,車9台が集合。ここに車5台を置き、他の4台に分乗して出発点の矢の沢分教場に移動。直接分教場に来た6名と合流する。
 新聞募集による参加者は11名で、内訳は22才から70才までの男性7名,女性4名。うち1名はバイクによる伴走。冒険学校関係は子ども達が小学1年生の女児1名,2年生男女児各1名, 4年生男児2名,中学1年生と2年生の女子それぞれ1名の計7名に保護者2名(うち1名は車による伴走)とスタッフ2名。冒険家の平田和文さんにスタッフとして同行してもらった。
9:50出発。10時丁度に四賀村と明科町の境界の沢に入る。草ぼうぼうの沢を前に子ども達が「えぇぇ〜ッ」と声を上げ、大人たちが苦笑しているのを尻目に沢に入ってどんどん進む。
すぐに取水口に着き、そこからは道のない細い谷底の流れの脇を歩く。早々に左(南)側の尾根に逃げるつもりで登り始めたが、あらかじめ調べておいた取りつき点を間違えたらしく行き詰まってしまい、平田さんのリードで後続を分離して少し先の取りつき点から上がってもらった。
先に登り始めていた子ども達数人だけは慎重に崖の上に引っ張り上げてここを切り抜ける。いきなりのミスリードでスリリングな崖登りを余儀なくされ、顔を蒼白にした男の子もいれば、ケロッとした女の子もいた。

2007年07月27日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

05夏,蝶・常念岳トレーニング山行・5

 
 11時40分に指導標を出てたっぷり1時間歩き12時45分から5分間の小休止。同58分,蝶が岳登山道への迂回路分岐を通過。沢音が近づく。
 13時15分,三股着。良太の姿を確認し、一安心して座り込む。今日の下りは後半,脚に来てメロメロだった。

 燕岳の日帰り程度では参加者のトレーニングにはなってもスタッフとしてのトレーニングにはならないことがよく分かった。そういう意味で今回の山行は有意義なトレーニングだった。
 スタッフのトレーニングとしては?20kg以上の荷重,?2日間におよぶ歩行距離,?幕営実施訓練・点検の3つが欠かせないと言うことを学んだ。
 特に幕営を実際にやってみると、調理用具やガス器具,テントの不具合等,こまごまとした問題点が分かる。これは家の庭やちょっとした空き地ででも出来る。ただ広げて見るだけでなく、実際にやってみることが肝要かと思う。
                          終わり

2007年07月26日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

05夏,蝶・常念岳トレーニング山行・5

 
 常念岳の山頂を少し下がるとすぐに前常念岳経由三股への分岐点に着く。ここから大岩の間の踏み跡をたどって前常念へ向かう。途中,雄の雷鳥が飛ぶのを見る。
 同じ場所で別の雷鳥を見ていた2人連れは6時に三股を出たという。
 35分で前常念岳。岩室を赤いトタン屋根で覆っただけの避難小屋がある。 
 10分休んで携帯からの送信を試みる。安曇野は依然として雲の下で相変わらず電波は飛んだり飛ばなかったり。
 10時35分発。ここからは岩場をほぼ真下に下る。途中で老夫婦を追い越して一気に下がり、11時05分,樹林帯に入る。右手遠くから沢音が聞こえるようになる。良太はどんどん先を行く。
 
 樹林帯に入って幾分緩やかになったとは言え着実に高度を下げ、11時35分に尾根末端の指導標に着く。常念岳から4.1km,三股へ3.1kmとある。 
 指導標には待っているはずの良太がいなかった。かすかな不安にとらわれてここまでに紛らわしい場所がなかったかどうか思い返してみる。
 不安を抱いたまま下山を再開。かなり下ってきてはいるが、まだ2000mを切ってはいないだろうという辺りで、ここからさらに600m以上は下るはずだった。音から推してまだ沢は遠い。
 山腹を斜めに切ってつけられた道は木の根がぬれていて滑りやすく、何度も転んだ。岩稜帯を一気に下ったつけが脚に来ていて、それが転倒を助長する。
 ここに来てようやく地図を読み違えていたことに気づく。私は常念岳から三股までを3.5時間と計算していた。前常念からこの指導標までの1.5時間をすっぽり落としていたのだ。常識的に考えて常念岳から3時間半で下りられるはずがなかろうものを・・,と苦笑したが、笑ってばかりはいられない。
 もし良太が途中で道に迷っていて、自分が先に下りているとしたら、この道を少なくとも2300m地点までは登り返さなくてはならないのだ。
 何度思い返してみても、迷うところのない一本道だったが、あり得ないことが起こるのが山である。こうして少しづつ広がる不安を抱いたまま、とにもかくにも下りるしかないと決めて道を急ぐ。急ぐ分だけ無様なスリップが増える。
                             
2007年07月26日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

05夏,蝶・常念岳トレーニング山行・4


 お花畑を過ぎると明るい樹林帯となり、小さなアップダウンを繰り返しながら次のピークに向けて小気味のいいピッチで進む。
 7時55分,最低鞍部南側,2512mのピークに到達。覗き込むと女性3人が下りている他、鞍部に単独の男性1人が休憩中。

 8時丁度に鞍部に着き、5分休んで常念岳山頂に向かう。高度差350m,そこからは体力の勝負で若くて身軽な良太はどんどん先を行く。
 そそり立つ大岩に隠れて山頂は見えず、その大岩付近に小さく先行者の頭が見えている。
 8時45分,その大岩の上部に出て小休止。呼吸を整えて最後の登りにかかり、9時25分登頂。 
 蝶が岳から3時間25分。山頂で腹ごしらえして9時50分,前常念に向かう。


2007年07月25日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

05夏,蝶・常念岳トレーニング山行・3


7月25日
 明け方近くに寒くて雨具を着込んだ。
 3時40分起床。昨夜はそのまま眠っては起き、起きては眠りを繰り返して何とか朝までの時間を過ごした。
 暖とりを兼ねてテント内でお湯500ccを沸かし、アルファ米を蒸らす。別に500ccを沸かして雑炊の素2袋を溶き、持ってきた焼きサケ2切れをほぐし入れる。蒸らしたご飯を入れ、生卵2個をときほぐしてサケ雑炊をつくる。さらに目玉焼きを2個づつ焼いてリッチな朝食となる。
 
 5時40分発。早発ちの人達の多くは上高地に下り、小屋泊まりの人は朝食待ちで常念岳方面への登山者は我々2人だけらしい。左手穂高連峰は北穂,奥穂,前穂が交互に雲間から姿を現すが槍ケ岳は雲をまとっている。右手安曇野は雲海の底。

 
 6時00分,蝶が岳から見えていた小ピーク(2025m)でカメラを出す。穂高の写真を撮っていると、良太が『あっ 虹が!』と叫ぶ。ブロッケンだ。
 目の前にガスまたは雲,背後に太陽がある時に現れる。自分の影が雲に映り、頭の周辺に虹彩ができる。これがブロッケン現象。ガスが濃いと脚がものすごく長くてその先に小さな頭があってそこに虹が出来る。運がいい。

目の前に見えている蝶槍を迂回すると道は下り始め、6時25分から樹林帯に入る。どんどん下って6時40分,鞍部に着き小休止。一帯にはナナカマド,ミヤマキンポウゲ,ハクサンシャクナゲ,マイヅルソウ,ゴゼンタチバナどの花が見られる。
 後方から賑やかな声が聞こえてきたので5分だけ休んで早々にそこを離れる。
 登り始めてすぐニッコウキスゲが現れる。一旦下がって小さな池の側を通り再び緩やかな登りとなると、そこからは見事なお花畑が広がる。 
 ニッコウキスゲの他にハクサンフウロ,グンナイフウロ,ハクサンボウフウ,ミヤマカラマツ,モミジカラマツ,オタカラコウ,クルマユリ,クロトウヒレン,テガタチドリ,ハクサンチドリ,ヨツバシオガマ,エゾシオガマ,ナンブトラノオ等々と種類が豊富で、それが昨夜の雨と朝の露にぬれてしっとりと落ちついた風情を見せている。

2007年07月25日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

05夏,蝶・常念岳トレーニング山行・2

 
 12時10分,大滝山への分岐点を通過。稜線の道となり、12時25分,蝶が岳ヒュッテに着く
 実働4時間15分。休憩1時間05分。

 13時20分テン場に入りテント設営。すぐに寝る。これから明日の朝までの長い時間をどう過ごすか・・、贅沢ななやみだ。
 テントに入ってとりあえず寝る。朝早かったせいか良太も寝ている。2時間寝て目が覚める。
 雨がパラパラっと来たがすぐに上がる。が、ガスで展望はなく寒い。一応頂上まで行って写真を撮る。何度かメールで記事を送ることを試みたが、飛んだり飛ばなかったりでまだら記事になりそう。
 視界がなくすることもなく再び横になりウトウトする。1時間おきに目が覚めてその度に良太が時間を聞き、『まだ〇〇時かぁ〜』を繰り返す。

 5時にヒュッテへ行き、水1ℓを買う。150円也。今は3ℓのミネラルウォータ700円と言う所が多いがここは雨水だ。
 水500ccを沸かしてアルファ米2人分と1人分を蒸らす。ナイフを忘れて封を切るのに苦労する。ナイフだけでなく、しゃもじもお玉も、自分の食器まで忘れたことに気づき、我ながら呆れる。
 夕食はアナゴチラシ寿司。と言っても、蒸らしたご飯をコッフェルに広げて寿司の素の酢と具を混ぜるだけの横着料理。初めて使った銘柄のアナゴチラシは酢がきつかったが2人で3人前を平らげた。他はキュウリの金山寺みそ和え。
 
 隣りに馬鹿でかい常設のテントがあって高校生のパーティーが入っているらしい。テン場の側を登山者がひっきりなしに通るが、テントを張る気配はなく、常設テントを含めて全部で6〜7張りほど。
 夕暮れ時,少し晴れて山頂付近からひとしきり乙女チックおばさん達の歌声が流れてきたりしていたが、再び雨が降り始めて歌声も途絶え人影もまばらになる。
 寒いのでセーターを着てシュラフカバーにもぐり込んで横になる。
  
                                

2007年07月25日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

05夏,蝶・常念岳トレーニング山行・1


7月24日(日)〜25日(月),トレーニングとして蝶ヶ岳・常念岳を縦走する。良太(15才)を伴う。
 
 5時起床。6時30分,豊科に良太を迎えに行く。7時00分駐車場着。路上にも沢山の車が置かれ、駐車場もほぼ満杯だがちらほらと空きがある。
 7時05分発。7時15分,三股。登山口で計画書を出し、同20分から歩き始める。7時45分,力水で冷たい水を飲み、顔を洗う。ここから道は沢を離れて登りにかかる。尾根に出るまでの急登。8時00分より10分間の休憩。
 8時10分発。上から女性3人連れが下りて来る。早い下山に驚く。
 急登が続く中、3組5人の登山者と前後しながらゆっくりのペースで登る。三股の登山指導員の話しでは、昨日は200人以上が入ったとか。雨で1日ずらしたおかげで思いがけず静かな山行となるが、このあたりから下りて来る登山者が次第に多くなる。
 50分歩いて10分休憩のペースを守り、9時00分,尾根に出たところで休憩。10分後出発。3分でまめうち平通過。気持ちのいいシラビソの幼木の樹林帯がしばらく続いた後、道は一転して厳しい登りへ。
 9時47分2000m地点通過。10時00分,蝶沢の水場,2150m地点で大休止。休んでいる人2人,上から下りて来る人3人,すでに下りて行った人30数名。おにぎり大1個を食べる。
 良太が水場まで行って汲んできてくれた水がうまい。9時25分出発。
 
 
 10時25分発。急登に入ってからペースダウン。今日一番の苦しい登りで、先行していた人達もたびたび休んでおり、私達を含む7人の登山者が後になったり先しながら一緒に登る。
 50分歩いて11時15分から休憩。樹木の高さから推して未だ2400mには達していないと思われる。目の前にまっすぐ凍裂の入った栂の木を見る。パラパラと雨音がしてすぐに止む。
 良太にパン1個。同30分発。相変わらずの急登だがシラビソの丈が低くなりダケカンバが現れて森林限界を知る。11時47分、2500m通過。三股から5.5km,ヒュッテまで0.9kmの標識。
 ハイマツ帯となりオオサクラソウ,シナノキンバイ,ミヤマキンポウゲ,コバイケイソウが見られるようになる。                             

2007年07月25日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |


(森のくらしの郷のツリーハウス迎賓館,フォー・ボックス=中央の1本の太い木が4つの部屋のハウスを支えている)
 雪渓を渡って稜線に出る頃、剛とIはかなり先を歩いていた。『もっとまわりを見て歩こうよ』とF。7:10,中間のピークの手前で先頭を停める。昨日よりは展望がよくて剣・立山方面がよく見えた。だが剣・立山の上空には厚い黒雲があって、山もいつになく暗く沈んでおり、剣岳のあの鋭く天を突き刺すようなすっきりした輝きが見られない。
 見納めて7:20発,鑓温泉に下る。急傾斜のモレーンを一気に下って草つきまで来ると少し落ち着き、そこからは花を楽しみながら歩けるようになる。ボッカのような大きな荷を背負った1組の男女があえぎながら登っていくのを交わし、脚のそろった中高年のグループとすれ違った他には登ってくる人もない。

 カール状の凹地は大出原と呼ばれる豊かな草原で、ナナカマドやコバイケイソウ,ミヤマキンポウゲ,ハクサンフウロ,クルマユリ等の花が豊富に見られる。
 8:10から20まで小休止。かすかに温泉の硫黄の匂いが漂う。ここから先にはクサリ場や梯子をかけた岩場があり、前を行く初老のグループを待ったりして意外と時間を喰う。9:05,鑓温泉着。温泉に目のない面々はここで入浴する。
 10:05発。ここから小日向のコルまでの1時間50分と、そこからの1時間半,長い長い下り道である。

 はるか先に道が見えている。そこまでにいくつの谷を越え、山襞を廻るのだろうか。気の遠くなるような遠景の先に小日向のコルはある。
 少し前に出た初老のグループだけでなく、30分前に出た3人グループにもたちまち追いつき追い越す。途中2分ほど立ち止まって息を入れただけでノンストップで飛ばし、11:40にコルの手前で休む。蛇紋岩の滑りやすい道である。水平道なのに結構登りがあったと思ってふり返って見ると全体としてはやはり下っている。
 11:55発,猿倉を目指してぐんぐん飛ばす。12:35から10分休んで後続を待ち、『先に行ってタクシーを予約する』ことを伝える。以後は走るように下り、13:21,猿倉に着く。長かった。同45,全員下山。夜は大町市の森のくらしの郷・千年の森のツリーハウスに泊まる。        終わり
    


2007年07月24日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

05夏,剛の挑戦・白馬三山縦走・7・・・白馬鑓夜明け

 
 1時から3時前まで、携帯で『アルピニスト誕生』の記事を送る。
 昨夜はシュラフカバーにも入らず、セーターだけで寝た。さすがに明け方は寒くてゴアの雨具を着る。
 3時に隣りのテントが動いた。単独行の女性で五竜岳まで行くと言う。強そうだ。3:30,単独行で五竜岳に向けて発つと言うOのテントを覗くとパッキングの最中で4時過ぎに出ると言う。自分にもそんな時代があった。一度テントに戻ってウトウトする。
 4:00,Fの声がして外に出る。単独の女性はもういなかった。4:20,おとな達4人でOを見送る。周囲のテントもあらかた出発の準備を終え、小屋から出てきた人達ともども日の出を待っている。
 4:45,日の出の直前に剛を起こす。雲が低くてまずまずの日の出だが、きっぱりと出てきたとは言いがたい。赤く染まり始めた白馬鑓の昨日の道を目でたどる。空は抜けるように青く、今日一日,暑くなりそうな予感。

 5時から朝食の準備。赤飯とモズクのスープにシューマイ,海草サラダ。手早く済ませてテント撤収,パッキング。予定は6時出発だが誰も急ごうとは言わず、紅茶など飲んでのんびりしている。少々だれ気味。
 6:45出発。昨日来た道を鑓温泉への分岐点まで戻ってから下山路となる。

2007年07月24日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

">05夏,剛の挑戦・白馬三山縦走・6・・・少年アルピニスト誕生!


 剛君! 白馬岳登頂,そして三山縦走おめでとう。この瞬間から君はアルピニストだ。
 冒険学校の4年間、君は乗鞍岳を皮きりに、常念岳,燕〜大天井〜常念岳縦走,二度目の燕岳,そして今回の白馬縦走と一つひとつ実績を積んできた。
 高ボッチや戸谷峰,虚空像山,光城山等,有名無名の低山にも登ったし、道のない境界線を歩いたりもしてきた。
 
 初めての3000mは乗鞍岳。平田和文さんの100名山スピード記録更新のスタートに立ち合い、おとな達に1人だけ混じって雨の中を登った。
 今回も子どもは1人だけで知らない人とも一緒だったけど、君は臆すること無く果敢に挑戦し、やり遂げた。スゴイよ。
 他にも登っている子どもはたくさんいたけど、君のは違う。
 君はパーティーの一員として、誰にもたよらず荷物をしっかり背負い、甘えず、恐がらず、泣き言を言わず、自分の足で1歩1歩あるいてここまで来た。
 君だけがそれをやった。スゴイよ。君は立派なアルピニストだ。
 
 白馬のケルンが君を少年アルピニストとして認めてくれるだろう。
 君の挑戦と成功に立ち合った私達5人が現認者だ。
 エポックを迎えた君のこれからの人生に乾杯!
                          5人の仲間より。

2007年07月24日 by 木偶野呂馬 | General | '">コメントを書く | No Trackbacks |

05夏,剛の挑戦・白馬三山縦走・5・・・天狗山荘・リッチな夕食


 (ウルップソウ)
 鑓温泉に下る分岐点から天狗山荘が見え、そこにOの緑色のテントがあるのを視認した。そのOのテントを挟んで、西側の小高いサイトに広島の、1つテントを隔てた東側の端に剛と私のテントを張る。強い風があってテントを張るのに苦労したが、何とか宿泊場所を確保できてホッとする。
 雷に追っかけられて最後を急いだので息が上がり、しばらくの間、テントの中で横になったり、傷めた脚を手入れしたりして思い思いに疲れを癒す。
 
 (あの頂きから下りて来た)
 16時から食事の準備にかかる。天狗山荘には自炊小屋があるのがあり難い。この夜はアナゴチラシ寿司。この日のために10個の生卵と2パックのアナゴの蒲焼を持ってきた。
 生卵が専用パッケージの中で割れて流れ出し、ザックの中がえらいことになっていたが、残った卵を使ってフライパンで3枚分を厚めに焼き、刻んでたっぷりの錦糸をつくる。ナント隣のグループが我々と同じチラシ寿司をつくっていた。あちらは5目でこちらは10目チラシ。勝っている・・・!。卵が2つ余っていたのを焼いて隣りに差し入れする。アナゴは8本もあった。これを細く刻んで混ぜる。これもおすそ分けする。
 2人づつ組になって3つのコッフェルでそれぞれ2人分の材料(アルファ米1パックと寿司の素1パック,刻みアナゴ,錦糸卵,刻み海苔)を使ってつくる。さらに味噌汁とシューマイが加わって豪華な夕食となる。  
 自炊小屋での宴たけなわの頃、外は激しい雷・・・。よかった!


2007年07月23日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

05夏,剛の挑戦・白馬三山縦走・5・・・天狗平へ〜雷に追われながら


 目の前に白馬鑓が岳がどっしりとした姿を現す。デカイ! その山に登るためには一旦鞍部まで下らなければならない。そしてもう一度,目の高さよりも高く登るのだ。
 13:15,鑓に向けて出発。同45,鞍部通過。4人は他の登山者ともにここで休む。人を避けて少しだけ上で休もうとして3分ほど歩いた時,遠くで『ゴロン』と音がした。ふり返って『鳴ったよ〜』と知らせ、休むのをやめて先を急ぐことにする。
 14:00,鑓への登りに入る。同19,鑓頂上に立った時、八方尾根方面で再び雷鳴。今我々は遮るものの何もない、むきだしの岩屑の山にいる。一刻も早く、少しでも低い所へ下りたい。次の雷鳴は先ほどより低く、北に移動しているように感じられた。3つ目は更に北に進んでいてとりあえずホッとする。

 けれど目の前の天狗の頭付近に富山側からのガスの吹き上げがあり、時刻も午後2時を過ぎていつ雷雲が発生してもおかしくない状況にあった。ここは後ろを引っ張るしかないと考えて休まずにどんどん下がる。せめてハイマツのあるところまで,そして鞍部まで・・。
 14:30,天狗の頭との鞍部で縦走路に戻る。同35,鑓温泉への下山路を示す道標でIが剛を伴って追いついてきたので先に行かせる。
 ここで後ろの2人を待つべきだった。杓子の頂上から1時間20分歩き通しで休みもしたかった。が、待てば安心して歩を緩める心配があると考えてムリをさせついでにそのまま休まず引っ張る。 
 14:56,天狗山荘への指導標。15:05,山荘着。遅れて15:15,最後の2人が到着。T,Fには非常な無理をさせて申し訳なかった。


2007年07月23日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

05夏,剛の挑戦・白馬三山縦走・4・・・杓子岳へ

 
 10:22,山頂を後にして白馬山荘へ。同,30着。着くやいなやIとFは生ビールで乾杯! すぐにこうなるこの面子。嬉しそうな顔!
 剛はココア,Tはおでん,私はコーヒー・・・,と各自思い思いに登頂を祝す。休憩の後,その後の行程を検討。三山縦走,天狗山荘へ向けてゴーとなる。

 11:20発,村営山荘の上から縦走路に入り、杓子岳に向かう。縦走路に入った途端に登山者が激減し、静かな山旅となる。ここから杓子岳への登りにかけての稜線が、大池〜白馬間に勝るとも劣らない花の豊富な道であることは意外と知られていない。本当の花の山旅を楽しめるのはこのコースだと言えるかもしれない。

 見かける花はチシマキキョウ,イワツメクサ,ミヤマオダマキ,ヨツバシオガマ,テガタチドリ,アズマギク,ウルップソウ,クルマユリ等。中にはこれまでに見られなかった花も少なくない。
 稜線から覗き込む雪渓コースは長蛇の列(写真)で、それが先程からちっとも進んでいない模様。こちらはルンルンで口笛の一つも吹きたくなるような気分だ。

 12:05,杓子岳との鞍部を通過。同15,鞍部から少し登った小ピークで休憩。  『白馬三山縦走』という触れ込みなので当然ながら杓子岳,白馬鑓が岳には登らなければならない。それを確認して12:36出発。同40,杓子岳への登りに入り、13:00に到着。
 先ほど休んでいた時に鑓側から登ってきたパーティーが頂上に立った時、下から見上げる頂上の人影をねらってシャッターを切った。私達もまた点景として誰かのカメラに収まっているのだろうか・・。
 
 13:15発。白馬鑓への縦走路を辿って鞍部に下る。
 

2007年07月23日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

05夏,剛の挑戦・白馬三山縦走・3・・・登頂

 
 5:55,大池発。チシマキキョウ,イワキキョウ,ミヤマダイコンソウ,コゴメグサ,リンネソウ,そしてコマクサ・・・。花を楽しみながらゆっくりと雷鳥坂を登る。ガスで展望はよくないが雨が降る気配はなく、適度に風もあって歩きやすい。
 『クーッ』と低く鳴く声を聞いたような気がした。『今鳴いた!』と声を上げるのと『そこにいるッ』とFが指差したのがほとんど同時だった。雌の雷鳥がうずくまっていた。雷鳥日和でたくさん見られるかも知れないしヒナにも遭えるかもしれないと言う期待が膨らむ。

 55分歩いて6:50から小休止。15分の休憩後,7:05発。ほどなく『船窪』と呼ばれる二重山稜にさしかかる。二重になった山稜の内側は湿性のお花畑で、ここのシナノキンバイのカップは巨大と言ってもいいほど大きい。珍しいムシトリスミレを見つける。
 雲海で下界は見えず、山もガスで視界がよくない分、陽射しも穏やかで風が心地よい稜線慢歩。ゆっくりと、しかし休まずに歩いて7:50,小蓮華岳に着く。
 小蓮華岳は100人くらいの登山者で大混雑。ちょうど白馬岳を出た人達のラッシュに遭遇したようだ。

8:10,小蓮華岳の混雑ぶりに辟易して早々に発つ。北方,朝日,雪倉岳方面は朝からよく見えていた。ここにいる4人が歩いた15年前の五輪尾根〜朝日岳〜白馬岳のコースを眼で追う。その道が次第に近づいてやがて主稜線に合流するとそこが三国境である。
 8:55,三国境に到達。ここで休む5人を残して先を行く。馬の背のどこかで休むつもりだったが、もう少し・・・と頑張るうちに頂上の直前まで来る。
 休んで後続を待とうと立ち止まるとすぐそこに剛とTが来ていたので2人に先頭で登るよう促す。
 9:42,今回の主役の1人である剛が登頂。少年アルピニストが誕生した。続いてもう1人の主役,アルプス初挑戦のTも登頂を果たす。

 小蓮華の賑わいに比べるとラッシュの去った白馬岳は嘘のような静けさ。追いついた2人とともに登頂を祝い、写真を撮る。
 腹が減ったので昨日のデッカイおにぎりの残りを食べる。 
 

2007年07月22日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

05夏,剛の挑戦・白馬三山縦走・2・・・大池にて

 
 テン場にはすでにテントが4つばかり張られ、小屋泊まりの客もチラホラとたむろしているが全体的に登山者は多いと言うほどではない。1人500円也のテント料を支払ってテントを張る。風はあまりないが、本体,フライ共、形通りにロープを引っ張って石で固定する。
 とりあえず中に入って横になり、ひと休みした後,16:00から夕食の準備,今夜のメニューはレトルトのカレーとハンバーグ,タマゴスープ。つくるのは広島任せでこちらは食べるだけ・・・。17:00から食事。アルファ米が3人で2パックもあって量は充分。ゾウリみたいな大きなハンバーグに玉子スープがぴったりマッチ。リッチな夕食に腹がくちる。
 
 食後はお花畑の散策。蓮華温泉方面への登山道の両脇に広がるお花畑はハクサンコザクラ,チングルマ,ハクサンイチゲ,コイワカガミの4種類の花が主流でイワウチワ,アオノツガザクラなどがこれらに混じる。一時期ここのお花畑は荒れたことがあったが、最近は復活してきているように思える。とりわけハクサンコザクラが見事だ。
 夕方になるとさすがに登山客も増え、テン場も一列分がほぼ満杯になった。みなそれぞれに食事を終え、夕暮れの時間を楽しんでいる中,早々にテントに入り横になる。時刻18:30,他の5人は売店で歓談でもしているのだろうか・・・。なかなか帰って来ない仲間達を待つうち、いつしか眠りに落ちる。

7月30日(土)
 3:30起床。今日から単独先行するOもすぐに起きて出発の準備を始める。昨夜は7時前に寝てしまった。5〜6時間も寝ると充分すぎて朝までの時間ををもてあますのが常で、今回も11時半,1時半,2時半,3時・・と度々目が覚めた。シュラフカバーにセーターだけでは少し寒くて明け方近くにゴアの雨具を着た。
 3:45,朝食準備開始。水場付近の風の弱い場所を選んでガスコンロを点火したが、寒いのでテント内で湯を沸かすことにする。五目おこわ3パックを蒸らし、次いで味噌汁用の湯を沸かす。4時頃,隣りのテントが動き始める。
 4:30,天狗山荘に向けて出発するOを見送ってから剛を起こし朝食。5:20,テント撤収、パッキング完了。今日の行程をどうするか検討。白馬岳についてから考えると言うことになる。

2007年07月22日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

05夏,剛の挑戦・白馬三山縦走・1・・・大池へ


2005年,夏の冒険学校白馬岳登山教室の記録

7月29日(金)
 9:25,栂池自然園駅着。登山口へ移動し、初対面の挨拶を交わして9:45から歩き始める。10:10から荷物の点検・調整のため小休止。同25出発。15分で栂の森の水場。ここの水を飲むために、ここまで休まず、水も飲まずに来る。10分の休憩。
 11:12,天狗原湿原のベンチを通過。ある目的を持って風吹方面への三叉路を右折し、風吹大池方面への道の途中に荷物を下す。ここから先,2時間にわたって世にも美しい自然の庭園の中を散策し、至福の時をすごす。
 今年は例年より残雪が多かった。その分だけ花が遅れているらしくハクサンコザクラよりリュウキンカの世界だった。とけた雪が清らかな流れをつくり、流れの中に点在する大小の岩はうす緑色の苔にびっしりと覆われて、それが独特の庭園的な雰囲気を醸し出す。その流れに沿って、流れのほとりにリュウキンカの花は咲く。
 雪がとけた所が今が春である。そこは芽を出したばかりイワイチョウの絨毯で、その中に点々とハクサンコザクラが控えめに咲く辺りが初夏であろうか・・。
 淡いうす緑の苔の色,イワイチョウの濃い緑,リュウキンカの葉はその中間の緑,私達の視野の中には一体何種類の緑があるのだろうか。
 これほど瑞々しく、これほど柔らかな緑は他のどこを探しても見つからないだろうとだけ記しておこう。

 13:05発。潅木が被る沢の中,乗鞍への登りにかかる。が、上からひっきりなしに下りて来る登山者で遅々として進まない。後ろの登山者は隙あらば前に出ようと右往左往する。13:20,たまらず立ち止まり、上下する人の波を交わす。同28,待っていても一向に動かないので再び歩き始める。
 13:50,雪渓下。ここで休む5人を置いて1人先行。雪渓は例年並み。一気にわたり乗鞍の草つきに出てそのままケルンに向かう。休んでいた5人が追いつき追い越してケルンで小休止するのを横に見て、山荘が見える位置まで歩き、14:18に大き目の岩を選んで荷をおろす。
 14:30,5人が通過するのを追って出発。同50,しんがりで大池に着く。
 
 参加者は、剛の他、広島佐伯FHCの4人(I,O,F,D)と木偶の計6名。今朝は4時起き。米1升,9個のおにぎりで3人の朝食と6人分の弁当をつくり6時ちょうどに松本発。7:10白馬駅着。I君の車を第5駐車場に置き、剛とI,Oを栂池に送ってから白馬駅に引き返し、北陸線廻りの2人を乗せて栂池高原駅へ。駐車場で荷物の最終点検の後、ゴンドラ,ロープウエイを乗り継いで9:25栂池自然園着。荷物料300円を取られる。

 コースタイム
 09:25栂池自然園駅⇒09:35登山口09:45⇒10:12第1休憩10:27⇒10:40栂の森水場10:46⇒天狗原ベンチ11:12通過⇒11:16風吹三叉・湿原散策・昼食13:05⇒13:20渋滞待ち13;28⇒13:50雪渓下・通過⇒14:12ケルン・通過⇒14:18大岩14:30⇒14:50白馬大池CP場

 実働;2時間35分  休憩・散策等;2時間30分 合計;5時間05分

2007年07月22日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

3兄妹&お母さん〜ある一家の白馬大池登山・6


無事下山,目標を完遂
ザックを再び2階建に縛り直して12:55出発。先程同様,1人先行。15分で栂の森の水場を通過し、30人余りを追い越して13:30登山口着。リュックを放り投げて百花を受け取るため、すぐに引き返えす。
 途中で剛とすれ違ったが、改めてみると小柄な体に大きな荷物である。その荷物を背負う姿もさまになり、逞しく見える。
 花の歌う声が聞こえ、13:50に3人と合流。水場に着く前にと思ったがすでに通過した後で飲みそこなう。優花は父親への土産だと言ってしっかりとボトルに水を詰め、自分で背負って降りると言う。元気だ。
 百花を背負い、14:10登山口着。同20,全員下山完了。目標をやり遂げる。15:00発。ゴンドラを乗り継いで同40,駐車場着。同50解散。
 3年後,剛は栂池〜大池〜白馬三山〜白馬鑓温泉〜猿倉を縦走(写真)することになる。
 ⇒明日から『05夏,剛の挑戦〜』を掲載。


コースタイム ※木偶の実働時間,右は百花が歩いた時間,
1日目:登山口⇒(65・65)⇒栂の森の水場⇒(41・41)⇒風吹分岐⇒(75・60)⇒雪渓下 ⇒(40・0)⇒ケルン⇒(25・0)⇒白馬大池CP場
1日目の計;4時間06分・2時間46分

2日目:大池CP場⇒(75・55)⇒ケルン⇒(60・0)⇒天狗原湿原⇒(55・0)⇒登山口  
2日目の計;3時間10分・55分   

総計;7時間16分・3時間41分

2007年07月20日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

3兄妹&お母さん〜ある一家の白馬大池登山・5


 百花はその道を一歩一歩、手足を使って懸命に歩いて行く。平坦な部分も滑るのを恐がって3点支持で歩くので時間がかかるが辛抱強くそれにつき合う。平坦な部分よりも幾分登りになっている方が歩きやすいようだ。
 山側にはホールドがあり、それを使って歩けるが、池側につかまるものがないのでそこに位置どって手を出してやる。百花が手を出してきてもその手を引っ張るのでなく、そこに置いて岩の代わりをするだけにする。そうすると百花は自分で手を放して次のホールドを探すか立って歩く。

 朝は晴れていた乗鞍に早くもガスが立ち始めた。30分ほど歩くとガスが割れて先行する剛達3人の姿が見え、それに手を振ってまた歩き始める。
 こうして亀の歩みの早さで1時間かかってやっと剛達がいた場所までたどり着き5分休む。8:45,発。ここからは百花を小脇に抱えて行く。
8:55,大池からも見える特徴のある大岩で小休止。先にケルンに着いた剛が心配して迎えに来る。母親のザックの上蓋を持ってくれると言う。9:00発,5分歩くと平坦な道になりここで百花を下ろす。

 9:10,ケルン着。3人は8:30頃着いて休んでいたとのこと。優花はもとより、朝おとなしかった剛もケルンに登ったりして元気いっぱい。大休止して行動食を摂る。
9:45発。昨日横目で見た花の写真をたっぷり撮る。まもなく乗鞍からの下りに入り、10:05,雪渓上端に着く。百花はここまでお母さんが引っ張ってきたが、ここからはおぶい紐で背負ってもらい、お母さんの荷物を2階建にしで担ぐことにする。上蓋は剛が持つ。
10:10発。雪渓の横断。剛と優花には自分の足で滑ったり歩いたりして感触を掴んでほしいので好きなように歩いてもらい、滑落に備えた位置で見守る。

雪渓を渡り終えてからは1人先に下りる。もたついている中高年の登山者を次々と追い越し、超特急で駆け降りて10:35,三叉を通過。同41,ヒオウギアヤメの咲いている枯れた湿原の横に荷物を下ろしてすぐに引き返す。10:50,下りてくる5人と合流,百花を受け取って再び下り、途中で荷物を拾って11:10,天狗原湿原の休憩所に着く


2007年07月20日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

02年,3兄妹&お母さん〜ある一家の白馬大池登山・4


8月10日(土)
乗鞍経由天狗原へ
5時起床,晴れている。湯を沸かして昨夜のごはんを温め直しリゾットに湯を注ぐ。剛達はご飯と味噌汁。“あれっ! 何か副食を用意するように言ってなかったっけ・・・?”と、うまい具合に焼いた鮭がありこれを分ける。リゾットは塩が強過ぎて、白米を入れてうすめれば1袋で2人前つくれるほどのしょっぱさだ。

 7時からパッキング。テントをひっくり返して陽に当てる。どのザックも幾分軽くなった筈。
 7:45,出発。剛と百花はCさんと一緒に元気よく歩き始める。大池の周りを辿って乗鞍に至るこの道は大岩だらけで剛や優花にとってはおもしろい道でも百花にとっては歩きにくい。
 百花の今日の目標を乗鞍まで自力で歩かせることに置く。以後は担いで降りることになる。

2007年07月20日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

02年,3兄妹&お母さん〜ある一家の白馬大池登山・3


幕営
 テン場は山荘前の広場で、お花畑との境界に張り巡らされたロープに沿ってすでに10張り以上のテントがキチンと行儀よく並んでいる。我々はその続きの白馬方面への登山道に近い一角に2張りのテントを張り、眠っている百花をテントに入れて寝かせる。直後にもう一つパーティーが着いてその隣にテントを張り、ロープ沿いのスペースがほぼ満杯になる。
 中央部に高校の山岳部の8〜9人用テントが1張り,他に池のすぐ近くに1張りのテントがあり、賑やかなテント村が出来上がった。テント料は1人500円,未就学児まできっちり支払う。


一服して5時過ぎから夕食の準備。まず湯を沸かし、乾燥ご飯(アルファ米)を蒸らす。次にレトルトのカレーを温める。剛達はお湯で戻す乾燥丼。アルファ米を2つ蒸らしたが多すぎて1つ分丸々残ってしまい翌朝用にまわす。他にインスタントの味噌汁,スープで夕食。キュウリとニンジンの酢漬けを戴く。
 剛の食欲がないのが気になり『食べないと明日置いて行くゾ』とおどしたが、食べたくない事情が他にあったらしく心無いことを言ったようだ。

 登り始めた時から私達に『テントですか! うらやましいな』と話しかけてきた初老の人がいた。言葉から同郷の人と察して聞くと広島市内だと言った。テン場でもその人が話しかけてきた。明日は唐松岳から八方尾根経由で下りると言う。その夫婦と一緒に食後の紅茶を楽しむ。

 たっぷりある時間で朝からの行動と剣岳の記録整理をしようと思ったが、昨夜が遅かったためか、剣岳北方稜線の精神的な疲労が取れていないせいか気力がわかず、シュラフカバ−にもぐり込んで早々に横になる。
 隣のテントでは百花,優花が大声ではしゃいでいる。あんまり賑やかなので周りに迷惑ではないかと気になったが、そのうちこちらが先に眠ってしまったようで、気がつくとテン場はしんと静まり返り、遠くでかすかないびきが聞こえた。時計を見るとまだ11時だ。

 夜半,目覚めると雨。外に出てテントを点検する。新しいテントはゴアでフライシートがいらない。そうは言ってもやはり気になって触れてみたが何ら問題なかった。もっと激しい雨や強風に対してはどうだろうか・・・。
寝なおして3時前,動き始めた人の気配を感じたが、そのままウトウトしながら朝を待つ。4時に起きて朝食の支度をするのが常だったが、この頃は5時まで待つことにしている。

 (写真は02年,白馬鑓・天狗平の朝)



2007年07月20日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

3兄妹&お母さん〜ある一家の白馬大池登山・2


 第2目標,乗鞍へ
 11:55,出発。ここから乗鞍岳に登る大岩がゴロゴロした河原のような道が今日の最難関。いよいよ正念場である。優花は『岩登り大好き!』と元気いっぱいで、剛とともにたちまち見えなくなる。百花はお母さんに見守られながらその大岩の道を両手を使って登って行く。
 登る人,下ってくる人の往来が激しくなる。12:18,後ろからきた人に先に行ってもらう。同25〜28,下からきた大集団に道を譲り、下りてくる集団を待つ。行き交う人々が口々に百花に声をかけて行くが、聞こえているのかいないのか、百花は自分の登りに懸命である。
 相変わらずの雨で視界がきかず上の様子が分からない中、少し急な上りを抜けて広くなった所に剛達が休んでいるのを見て一気にそこまで登り、さらに上方に休憩場所を探しに登る。
    12:50,大岩のそばに荷を下ろし、少し休んでから百花を迎えに行くと百花が泣いている。『お兄ちゃんがいるので休める』と思ってたどり着いたら『先に行ってしまっていた』ので泣いたのだそうだ。百花を抱えて登り返し、荷物を背負ってさらに登る。
 13:30,雪渓下の岩場で雨と風を避けて大休止。ほどなくお母さんも着く。寒いので百花,優花にセーターを着せる。時々ガスが晴れると雪渓が見え、『あっ! 雪だ』と歓声が上がる。昼食をしっかり食べるようにいい、自分もオニギリ,パン,黒砂糖,ハチミツ等を食べる。
 14;10発。雪渓。子ども達は初めての体験なのでスリップに備えて下側に位置し、慎重に見守りながら渡らせる。荷物を下ろして百花を迎えに戻り、14:20,全員渡り終える。
そこから剛,優花はCさんと共に先行。同26,岩場を抜けて乗鞍の草付きにたどり着き後続を待つ。ガスの中にかすかにケルンの形が見える。
 同33,お母さんが半分眠った百花を抱いて登ってくるのを待ち、百花を受け取って3人がいるケルンまで歩く。14:45,ケルン着。小休止。

 ここからはおぶい紐を出してしっかり背負ってもらい、お母さんの荷物を前に抱いて歩くことにする。15:00,先に出発。3分で大池側に出ると晴れていて山荘が見える。前にあるザックが視界を遮って右足の着地点が見えず、勘で歩く。
 同20,山小屋を目の前にして10分休む。大池の汀で何やら神事が行われている。15:35着。テン場を決めて荷を下ろし、迎えに戻ろうとする間もなく後続が着き、15:45,全員到着となる。


2007年07月19日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

02年,3兄妹&お母さん〜ある一家の白馬大池登山・・・白馬岳冒険登山に向けて・1


前列,左:優花,中:百花,右:剛湿原,雪渓,お花畑,大岩登り,テント生活,雨・ガス体験,トトロの原の薮漕ぎも!
百花(3才)・・・ひとり歩き,時々だっこ・・・・『楽しかった!』
優花(6才)・・・余裕しゃくしゃく,全コース完踏・・『次も頑張る!』
剛 (小3)・・・妹を引っ張り,母を助けた大荷物・・・『疲れた!』
母『・・・・』
  
8月9日(金)
第1目標,天狗原
 午前6時,明科駅で待ち合わせ、定刻に出発。オリンピック道路をノンストップで大町へ。大町からR148で白馬・栂池のゴンドラ駐車場に7:15着。パッキングして8:00のゴンドラ乗車。20分で栂の森駅。霧のような雨が顔に当り始める。上のロ−プウエイに乗り替えて6分で終着駅。同50,栂池登山口へ。
 登山口でもう一度荷物を整えて9:00出発。いよいよ白馬大池への登りが始まるという矢先に早くも問題が発生。剛のザックが大人用で、腰のベルトをいっぱい締めても大きすぎてザックが左右に揺れたり、バクバクして腰をたたきそうなのでシュリンゲで結んで締める。ザックの肩幅も広すぎて肩からずり落ちそうになるという不安材料があったがとりあえず出発する。

 百花もお母さんに手を引かれて歩き始めたが。まもなく道幅がせまくなり1人で歩く。10分歩いて剛が『休む』と言う。やはり歩きにくいらしい。腰ベルトの部分はシュリンゲをやめ、垂れ下がっている余分な紐で締め上げる。肩の方もやはり左右にずり落ちそうになるので両方の肩ひもをバンダナで結び、荷物が身体にフィットするように調整する。それでもザックが大きすぎて歩きにくそうで、もう一つ小さいアタックザックにすればよかったと悔やんだが、これで行くしかない。
 9:15発。少し霧が晴れて明るくなる兆しが見えたと思ったが、すぐまた雨が降り始める。同20,雨具とザックカバーをつけるため再び止まる。雨具がすんなり出てこなくてもたついたが、9:30,改めて歩き始める。荷物調整がうまくいったのか、剛と優花はCさんのリードでどんどん先を行く。
 今回の登山の目標は、母子4人そろってのアルプス体験である。特に優花と剛が、それぞれ自分の荷物を持って大池まで自力で往復することが最大の目標で、そのためには3才の百花を連れて行かなくてはならないと言う事情が一家にはあった。従って今日のポイントは百花がどれだけ歩けるかである。天狗原までの登りは、距離もあまりなく傾斜もゆるやかで岩もほどほどであり、百花にとって歩けない道ではないので時間はかかっても自力で歩かせる。
9:50,小休止。休む度に少しづつ行動食を摂る。雨は降ったりやんだりでなかなか雨具が脱げない。10分休んで出発。百花は機嫌よく登っている。処所にある大きな岩も教えられなくても3点支持で乗り越えていく。なかなかのものだ。10:35,栂の森の水場に着き大休止。
 ここの水は最高においしいので、ここまでは水を飲まずに我慢する。朝が早くてゆっくり食べられなかったのでここでしっかり食べてもらい、10:55発。天狗原はもう一息。
 11:20,天狗原のすぐ下で小休止。剛が少しバテ気味なのでザックをあけ、重い懐中電灯を取る。小さい体でよく頑張っている。 

 11:30,天狗原の休憩所は人が多いので通過。同46,風吹大池への道を分ける三叉路で休憩。百花は第1目標に到達。ここまでよく歩いた。
天狗原は、かつては池塘の美しい湿原で、特にワタスゲの白い穂が池塘に映える姿には例えようのない風情があったのだが、今はその池塘の水がすっかり枯れて黒くひび割れた土がむき出しになっている。ワタスゲの穂は昔と変わらず風にそよいでいるが、その姿を映す池塘の水が枯れてしまって居心地悪く所在なげである。ワタスゲと池塘はセットでなくてはならない。






2007年07月19日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

白馬岳〜優しい花たちにあいに行こう・・・,優花へ・2


優ちゃん,あれから3年たったネ。
 本当言うと君はあの時でも山頂まで登ることができたんだよ。だから、いつか,その続きをやってほしいと思ってたんだ。 そして今年がそのチャンス!
 お兄ちゃんが白馬岳登頂(とうちょう)をめざすことは知ってると思うけど、君にもじゅうぶんその資格(しかく)があるんだ。 だから君にも挑戦して欲しいと思ってます。

 栂池(つがいけ)から天狗山荘(てんぐさんそう)と言うところまで、ふつう2日間で行くところを今回は3日間かけてゆっくり歩きます。

 白馬大池から山頂まで、距離(きょり)も高さもかなりあるけど、全体としてはゆるやかな登りです。そして道がいい。
 登るにしたがって視界(しかい)が開けて見晴らしがよくなり、大池からは見えなかった遠くの山々が見えるようになります。
 槍ケ岳・穂高岳など,北アルプスの全部の山だけでなく、南アルプスや八ヶ岳,遠くは富士山まで見えるし、ふりかえれば日本海だって見える。
 県で言えば長野県だけでなく新潟県や山梨県,岐阜県など、『信濃(しなの)の国』の歌のように信州(しんしゅう)をかこむ十州(じっしゅう)が見えるんだ。
そしてお花畑・・・。

 白馬岳はほかのどの山よりも花がおおく、高山植物(こうざんしょくぶつ)の宝庫(ほうこ)といわれているんだ。
 コマクサ,シナノキンバイ,ヨツバシオガマ,イワキキョウ,チシマキキョウ,タテヤマリンドウ,クルマユリ等々,大池で見た花や見られなかった花,優しい花たちにいっぱいあえる!

 君の来るのを待ってるよ!


2007年07月16日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

白馬岳〜優しい花たちにあいに行こう・・・,優花へ・1  2005,7,16


白馬岳〜優しい花たちにあいに行こう・・・,優花へ 2005,7,16
  
 3年前(2002年),君はまだ小学校に入る前で5才。3年生のお兄ちゃんと3才の妹とお母さんの4人で白馬大池まで登ったアルプス初体験!   
 お母さんは妹につきっ切りで大変だったけど、君とお兄ちゃんは元気いっぱい,体のわりには大きな荷物をしょって頑張りました。
 ちょうど雪渓(せっけい)にさしかかった時に雨が降って急に寒くなったり、大きな岩があるところでは歩くのが大変だったけど、君はへっちゃらでどんどん登って行ったよね。

  
 乗鞍岳(のりくらだけ)を登りきるときれいな池があって、池の向こうに赤い屋根の小屋が見えました。その池をぐるりとめぐる大岩ゴロゴロの道を君とお兄ちゃんはどんどん行って先に小屋に着き、みんなを待ってたっけ・・・。
 大池のテント場の先にあったお花畑,覚えてますか? 花の名前は分からなかったと思うけど、ピンクのハクサンコザクラや少し紫の入ったハクサンフウロ,ハクサンイチゲやチングルマなどの白い花も咲いていました。どの花も背は低いけど力いっぱい咲いて、みんなを迎えてくれました。
 夜は4人で一つのテントに泊まって楽しかったですか。たくさんの星を見ましたか?

 次の日は下りで余裕(よゆう)しゃくしゃくだったよネッ! 
 『蓮華(れんげ)の森の水場』というおいしい水のわくところでは、『お父さんへのみやげだ』と言ってペットボトルに水をつめて持って帰ったっけ・・・。
 そして緑の苔(こけ)と芽ばえたばかりの青い草の間を、つめたい雪どけ水が流れる湿原(しつげん)。そこへ行くまでに大人の背たけより高い草をかき分けて歩いたんだっけ・・。
 あれから3年たって、君は心もからだもずいぶん成長した。

2007年07月16日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

燕岳訓練山行・5・コースタイム   05年7月17日



コースタイム
05年,7月17日(日)
穂高駅発5:15⇒中房温泉着5:55

登り
中房温泉6:30⇒第1ベンチ通過7:07⇒第2ベンチ通過7:33⇒7:45ベンチ上・休憩8:00⇒9:00富士見ベンチ上・休憩9:10⇒9:35合戦小屋10:20⇒合戦の頭通過10:35⇒11:30燕山荘前・昼食12:15⇒12:45山頂13:05⇒13:30燕山荘前

下り
燕山荘前13:50⇒14:30合戦小屋15:00⇒富士見ベンチ通過15:15⇒第3ベンチ通過15:35⇒15:52第2ベンチ16:00⇒16:18第1ベンチ16:40⇒17:00中房温泉
        

2007年07月15日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

05燕岳訓練山行の記録・4・・・赤い屋根   05年7月17日

 
 燕岳側から見る燕山荘は赤い屋根がよく目立ち、稜線上にどっしりと位置して存在感がある。合戦の頭から稜線を辿り、はしごのあるガレ場を越えると見えてくる燕山荘も頼もしく、安心感を与えてくれる。山小屋の屋根は赤がいい。
 白馬山荘も以前は赤い屋根で、山頂を背景にして杓子側から見るとカッコよくて素晴らしかったが、2年前に登った時には屋根の色が変わっていた。山小屋の屋根は赤色が断然いい。夜はその灯りが安曇野からも見える燕山荘は北アルプスの灯台のような存在だ。

合戦の小屋で待つように指示してゆっくり下る。登山者が多くて渋滞気味。まだ登ってくる人もいれば花を楽しみながらのんびり下る人もあり、ガレ場の辺りがすれ違いで混乱している。
14時30分,合戦小屋着。来る時食べられなかったのでスイカを2切れ買ったが、良太と生馬はいらないと言う。しばらく後ににぎやか組が着く。

 来鳴が『ヘッドランプを点けたい!』と頓狂なことを言う。2年前の縦走の時,大雨で大天井岳まで行くのをやめて燕岳にテントを張ったため翌日が強行軍となり、常念乗越を出たのが15時。 あと30分ほどの所で秋の日はとっぷり暮れて漆黒の闇の中,前後2つのヘッドランプと、来鳴母さんの携帯電話の灯りで一の沢の下山口に辿りついたと言う苦い経験があり、それ以来『ヘッドランプは絶対に忘れない』と決めてこの日に臨んでいたんだネ。使ってみたかったんだよネ。
 15時00分発。途中、第2ベンチで8分,第1ベンチで22分休んで、中房温泉着,17:00。
        

2007年07月15日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

燕岳訓練山行の記録・3・・・燕岳にて    05年7月17日(日)


 11時30分,燕山荘の分岐点に着く。出発以来初めて良太の顔を見る。2時間も前に着いていたらしい。すんごい馬力だネ。ほかの3人も30分以上前に着いたそうだ。剛と生馬は今年は殆んど登っていないのでちょっと心配したがどうと言うこともなかったネ。
 5分遅れで後の3人が到着。これにはちょっとビックリ。お口が元気と言うことはからだも元気いっぱいってことだネ! お母さんをよく引っ張ってきてくれましたッ! と言うことで予定の12時より25分早く全員無事到着。

 食事の後は荷物をそこにおいて燕岳山頂へ! お母さんは4リットルの水の入ったボトルを担いで行くんだって・・・!!! って何の訓練?

 その特異の岩峰群で知られる燕岳山頂へは1kmほどの道のり。子ども達は岩によじ登ったりケルンを積んだりして大はしゃぎで遅々として進まない。30分かかって頂上へ。私自身は山頂は初めて。
 
 よく晴れて360度の大展望がほしいままである。北側,蓮華,爺,鹿島槍,白馬岳方面はガスに覆われている。南西側のガスが晴れて槍ケ岳が全貌を現したが、私の目は一昨年の縦走の跡を辿って北西〜西方向の針の木岳〜不動岳〜烏帽子岳〜野口五郎岳方面に釘づけになる。真砂岳から湯俣荘へ下る道をしっかり確認できて満足。後方に頭を隠した立山,剣岳,五色が原の雪原を確認した。2年後にはこの子達を伴って裏銀座から雲の平に入りたいと思っている。
 写真を撮ったり岩場で遊んだりして13時30分に山荘前に戻る。ちょっとゆっくりしすぎて予定より20分遅れの13時50分,下山開始。


2007年07月14日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

燕岳訓練山行の記録・2・・・スイカまで〇〇分  05年7月17日(日)


 8時20分に第3ベンチ通過。のぞ美,生馬,剛ら3人が待っていたので合戦の小屋まで行って待っているように言うと元気よく駆け出す。8時55分,富士見ベンチ通過。9時から小休止して10分ほど待ったが見えないので合戦で待つことにする。9時35分着。予定より1時間あまり早い。
合戦小屋はすごい人でにぎわっており、その誰もが一切れ800円なりのスイカをほおばっているのに驚く。ナントナント・・・,1玉に換算すると6800円のスイカと言うことになる! そう言えば道の途中に「スイカまであと〇〇分」と言う張り紙があったっけ・・・,感じワルゥ・・。
 
 ここにも良太はいなくてとっくに行ってしまったらしい。上級生3人を燕山荘まで先に行かせて待つこと40分,女の子達2人は相変わらずにぎやかにしゃべりながら上がって来たと思うとさっそくスイカにかぶりついている。
 10時20分発。まもなく森林限界か・・。
 
 15分の登りの後,合戦の頭に出るとそこはもうアオモリトドマツの森林を抜けたダケカンバ帯,左手のハイマツ帯にはマイヅルソウやツマトリソウ,アオノツガザクラ,チングルマ,コイワカガミ,右手の谷側にはコバイケイソウ,ナナカマド等の花が見られる。全体に白い花が多い中でコイワカガミの濃いピンクが目立つ。

合戦の頭からは稜線の道となり、道も緩やかになるが、所々にガレた所があって階段がつけられていたりする。やがて燕山荘の建物が見える辺り、谷側の湿性お花畑にシナノキンバイやミヤマキンポウゲが見られるようになる。



2007年07月14日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

燕岳訓練山行の記録・1・・・子どもの団体さん・・・?   05年7月17日(日)


燕岳訓練山行の記録    05年7月17日(日)
 7月17日午前3時起床。4時40分発。穂高駅5時集合。同駅5時15分発、中房温泉5時55分着。駐車場満杯で路上に停める。登山者多数。晴れる予感。
 参加者は良太,のぞ美,生馬,剛,来鳴,優花,生馬,来鳴の母,木偶,計8名。
 ブログでの『Uちゃんへ』の呼びかけにUちゃんが応えてくれて『燕に登る!』と言い出したものだから、昨夜のUちゃん家はパニックみたいな騒ぎだったそうな・・・。よかった!
 
 6時30分出発。第1ベンチまで、いきなりの登りはちょっときつい。すぐに暑くなったので、立ち止まって着ているものを各自1枚減らす。子ども達とお母さんにを先に行ってもらい、最後尾をゆっくり登る。体調管理不充分のためか、たいした荷物でもないのにペースが上がらず、次々と登ってくる登山者に道を譲る。
 7時頃,休んでいる低学年2人とお母さんに追いつく。立ち止まって呼吸を整え、後続の登山者に先に行ってもらってすぐに歩き始める。
 7時07分,第1ベンチ通過。『え〜っ! 休まないのぉ〜』,『さっきやすんだジャン』,『え〜っ,休むんじゃなかったぁ〜』,『いいよ,休んでも。先に行ってるからネ』と言うことで、低学年の2人とお母さんが最後尾となる。
 相変わらずペースがあがらないままゆっくり歩いて7時33分に第2ベンチに着く。ここまで1時間半見ておいたので予定よりは早い。先行した高学年組の3人が休んでいて、『先輩先に行っちゃって追いつけないよ!』と生馬。相槌を打ってそのまま通過。
 7時45分,階段上の大きな木の根で休む。追いついてきた3人には『後の3人待って行くから』と先に行かせる。
 15分後,下からにぎやかな声が聞こえて元気いっぱいの2人が上がってくる。しばらくしてやや足取りが重い感じのお母さん。開口一番,『「小学生の団体が登ってきたかと思った」と言われました』と・・・。3人にはもう少し休んでもらうことにして8時00分に出発。

 先週の鍬の峰の時には軽かった足取りが今日はやけに重く、腿のつけ根が痛い。この違いは何なのだろう,と考えると・・・,靴の重さかな? 修理に出して出来上がったのが昨日で、それまでしばらくアップシューズで登っていたので靴が重く感じられるのかもしれない。今まで靴が重いと思ったことなんかなかったのでちょっと変。やっぱり体力落ちてるのかも・・・。

2007年07月14日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

燕岳トレーニング山行,コースタイム


コースタイム
中房温泉駐車場5:45⇒6:00登山口⇒6:28第1ベンチ6:35⇒7:00第2ベンチ⇒
7:25第3ベンチ7:40⇒8:37合戦小屋8:57⇒9:15合戦ノ頭⇒9:55燕山荘10:10⇒
10:45山頂11:40⇒12:10燕山荘12:20⇒12:50合戦ノ頭⇒
13:00合戦小屋13:20⇒13:57第3ベンチ14:05⇒14:35第1ベンチ14:45⇒
15:01登山口⇒15:10駐車場着。

 
実働時間6時間45分 休憩時間2時間40分
総行動時間9時間25分(5:45出発⇒15:10帰着)
有明荘入浴料,600円


2007年07月12日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

燕岳トレーニング山行の記録・7

万里の 
 一方,南側を振り返ると燕山荘の向こう,大天井に続く稜線を境に安曇側から吹き上げるガスがくっきりと稜線を浮き立たせてさながら万里の長城のごとく連なる。常念はそのガスに遮られて見えず、上高地を隔てて槍・穂高連峰の大山塊は青くかすんで見えるのみである。その上空を雲が激しくちぎれ飛んで何やら騒がしい。


 以下,11:40発,燕山荘12:10。10分後の12:20,下山開始。12:50,合戦ノ頭通過して13:00合戦小屋着,休憩。13:20発,飛ぶように下って第3ベンチ13:57。同14:05発,第1ベンチ14:35着。14:45発,登山口15:01,駐車場着には15:10に帰着。
(写真上:山頂から燕山荘・大天井岳方面を望む。はるか先に前穂が見えている。下:続き,槍・穂高岳方面)

2007年07月12日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

燕岳トレーニング山行の記録・6

 黒部源流
 燕岳のすぐ北隣には東沢乗越を隔てて餓鬼岳に続く岩峰がわずかに見えるだけで、以北の後立山連峰はまったく見えない。高瀬の渓谷を挟んで不動岳らしい岩肌が見え、そこから烏帽子,三ツ,野口五郎,真砂,ワリモ,鷲羽,三俣蓮華へと連なる裏銀座の山々が、頂上に幾分雲を戴きながらもよく見えている。またワリモ岳の北には水晶岳が,鷲羽と双六の間遠くには黒部五郎が覗き,槍の右手奥には笠ヶ岳も見えている。
 眼下には高瀬渓谷が深く切れ込み、最上流部で硫黄岳の不気味な山肌が渓谷を湯俣川と水俣川の二つに分けて、その合流点には湯俣温泉を隠しているのだ。
硫黄
(写真上:バックは三俣蓮華方面。下・硫黄岳,湯俣川, 2枚はほぼ同じ方向だが下は05年7月17日のもの)
2007年07月12日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

燕岳トレーニング山行の記録・5

岩峰
 合戦ノ頭からは所々に残雪があり、また雪解け水で流された部分を修復したばかりと言うところもあるが、概ね道は良好に保たれている。山荘直下の分厚い雪の壁につけられた階段を登って、予定より2時間早い9:55,燕山荘に着き、15分休んで燕岳山頂を目指す。
 燕岳は稜線全体が花崗岩の山で、あちこちに特異な形の岩峰が見られ、中には恐竜の背を思わせるようなものもある。
恐竜
展望を楽しみながらゆっくり歩いて10:45山頂着。滅多にないことだが、予定を大幅に短縮しているのでここで1時間もの昼食休憩をとる。先着者数名と、東沢から登ってきた単独の男性1名に会うのみ。
三俣蓮華 
写真は3枚とも07年7月17日のもの
2007年07月12日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

燕岳トレーニング山行の記録・4

直下の
合戦ノ頭から上には雪があるから気をつけろと脅されていたが、雪は本当にあった。おかげで雪解け直後の芽吹いたばかりの緑と咲いたばかりの花に会うことが出来、その中にはイワウメやコケモモ,ミツバオーレン,オオバキスミレ等、8月のアルプスではあまり見ることのない花があった。
ショウジョウ
 また、雪が解けたばかりの湿った草地にはショウジョウバカマの濃い紫色の花が見られ、湿性お花畑ではサンカヨウやシナノキンバイ,ミヤマキンバイ,乾燥気味の草地や砂礫ではノウゴウイチゴやコマクサの花が見られた。中でも咲き始めたばかりのハクサンイチゲの白さには目を瞠らされる。
春先の雪を割って咲くショウジョウバカマや低山で見るコイワカガミももちろんいいが、それをもう一度見ることが出来るのは夏山ならではこその楽しみである。
ハクサン

2007年07月10日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

燕岳トレーニング山行の記録・3

コイワカガミ
 いつものことながら,その年初めてのアルプスの前には重苦しい気分に襲われて、何かの理由をこじつけて日延べするか、止めてしまいたくなる。とりわけ今年は冬山にも春山にも入らず、今回が初めてのアルプスだったので余計気が重かった。1歩踏み出すとその気持ちは跡形もなく消えてしまうものなのだが、何年経っても慣れないものだ。だが、それは悪いことではないと思っている。
 まもなく今年初めてのアルプスの稜線に出る。涼しかった樹林帯が終わると幾分陽射しが強くなり暑さを感じるようになるが、視界が広がる爽快感は何者にも代えがたい。

樹林帯のかなり標高の低い所から、花が終わった直後で花穂が立ち上がったままのコイワカガミが見られた。
コイワカガミと言えば光沢のある赤〜赤緑の葉が相場であるが、ここでは緑鮮やかで艶やかな若葉が多く、それが目を引いた。
花が終わると赤茶けた葉も新しい葉にとって代わられるのだろうか・・・,と訝しく思いながら歩いて来たが、稜線に出ると赤と緑の混じった見慣れた葉のコイワカガミが、今を盛りとピンクの可憐な花を咲かせているのが見られた。雪が融けたばかりのところで葉が赤茶けているのは雪焼けの名残りなのか,そして、標高の低い樹林帯の葉が鮮やかな緑色なのは、陽射しが弱い場所からなのか、それとも花が終わると葉が新しく生え変わるからなのだろうか・・・。謎は謎のまま残こしておいて、二通りの花のあり様を楽しむ。
コイワカガミの
2007年07月10日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

燕岳トレーニング山行の記録・2

合戦ノ小屋
第3ベンチで15分休んで7:40発。合戦ノ小屋前の急登に設けられた富士見ベンチ通過が8:07。このあたりから南西〜南々西方面に大天井岳〜横通岳のラインを垣間見ることが出来るようになる。常念岳への縦走であれば幕営することになる大天井岳付近の稜線はすっかり晴れているが、残念ながら常念岳はガスの中。その下には雲海があって下界からは山が見えていないと思われる。こんな風に上は晴れていても下からは山が見えないと言うパターンが夏の安曇野には多い。

 合戦小屋着,8:37。小屋の周辺は人影もまばら拍子抜けするほど。2年前のトレーニング山行の時は大変な賑わいで、1切れ(八つ割り)800円也のスイカが飛ぶように売れていたが、それは今回より10日ばかり遅い7月17日だった。来週の3連休あたりから混雑するだろうことは間違いないと思われる。
 20分休んで合戦ノ小屋出発8:57。最後の樹林帯を抜けて合戦ノ頭まで登ると燕山荘の建物が見えて来る。9:15,頭を通過。
燕
2007年07月10日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

燕岳トレーニング山行の記録・1

燕岳
3時半起床。5時に穂高の『鐘の鳴る丘集会所』に集合し、中房温泉の登山口に向かう。天候がハッキリせず、梅雨の最中なので雨も予想されたが、中房温泉の登山口に着く頃には空が明るくなり、雨の心配はなくなる。
5:30中房温泉駐車場着。同5:45発。6:00登山口通過。
今回の燕岳山行は、8月2日〜6日の『北アルプス・夏の子ども冒険登山』参加者のためのトレーニング山行であるが、子どもの参加がなく、脚の揃った『境界線』メンバー3人だけの参加となる。
7月に入って、表銀座のこの人気コースはさぞかし登山者で溢れ返っているだろうとの予想に反して駐車場はがら空きで、同時に登る登山者も2組の夫婦づれと、単独の男性,単独の女性のみ。その人達と前後しながら快調に登り、6:28,第1ベンチ着。同:35発。
雨にたたられることを覚悟していたのが望外の好天の兆しに、『こんな天気なのだから、はじめからやめればいいものをと言われたが、儲けものをした』と、足どりだけでなく口調も軽い。
7:00に第2ベンチを通過し、7:25,第3ベンチ着く。登山経験のない子ども達の参加を想定して時間をゆったりとってあったので、予定より1時間も早く着いた。

2007年07月10日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |

松柏さんの有明山山行レポート

レンブラント光線〜
有明山紀行   07,6,24(日) 記録者、小月松柏 
 この年すぎて毎日見ている北アルプス。家から目の前に見える有明山は、地元では信濃富士とも言う。入梅後のこの時期ははっきりしない天候の日が多いが、予報は案外当たるもので、今朝は雲が多いけれど高曇りで山はよく見える。
 66才を迎えたこの日,昨年来トレッキング仲間とともに計画してきた有明山に登る時を迎え、早朝5時に鐘の鳴る丘公園に集合する。参加者が半数になったので、松川,中房の両登山口からの交差登山と言う当初の計画を変更して中房コースからの頂上ピストンとし、参加者6名,中房温泉手前の裏参道登山口へ向かう。6時00分,出発。

 表参道との合流点までは足元がわずかにぬかるむ。合流点からは殆んど直上する斜度45度以上はあろうかと言う急登となる。ロープを使って登ると雨宿りの岩と呼ばれる大きな岩に到達。道は複雑で、横巻きに登っているのかとおもうと下り、登ってはまた下って一廻り・・・,と言う具合でなかなか尾根に出ない。
 コースの状況から、毎年多くの人が登っているとは思えない悪路で、至る所で木の根がむき出しになっており、足が引っかかり、滑って膝を打つは転ぶはで大変な難所の連続である。
 4合目辺りはマイヅルソウ、コイワカガミ,ミツバオウレン等の高山植物が,またちょっと遅かったが、シャクナゲのピンクの花があちこちに咲いて迎えてくれている。
 
 尾根らしき所に出たのは9時頃で、上にはゴヨウマツやネズコ、キハダ,シャクナゲの大樹などが沢山あった。仕事がら樹木には関心があるが、70〜80cmもあろうかと言うネズコやカラマツ、ゴヨウマツには惚れ惚れする。
 さらに歩くこと40分余りで、常念岳、東大天井岳,二俣の小屋、燕岳等が見渡せる場所に出る。北に雨引山から蓮華,鹿島,白馬岳までの山々が雲を被って並ぶ姿は壮観と言うほかない。
 雲が高いので、4月に登った生坂村の京ヶ倉,大城山と、その後ろに居すわる四阿屋山の山塊などもよく見え、展望を楽しみながらの稜線歩きとなる。
 9時50分,標高2268mの有明山北峰に到達。参拝をすませた途端にポツリと雨粒が落ち始め、3分ほどの三角点までみんなでドッと走りよって記念写真を撮り合い、南峯は諦めて早々に下山しようと言うことになる。  
 
 下りの方が大変だった。合羽を着て坂道を尻をつきながら、半ば滑るようにして下る。昼食はかの芸術的大岩の側で斜面の木に引っかかるような状態で食べ、次第に雨脚が強くなる中を下ることとなる。
 私達より先に登り始めた青年は、私達が登っている時にすでに下りて行き、食事前に別の2人連れが登っていっただけで、この日の登山者は私達を入れて全部で9名だった。
 大雨の中,13時05分に下山。よく歩き、雨もよく降りもしただけに達成感をしっかり味わった登山だった。
 下山後は有明温泉につかって皆で楽しく談笑しながら汗と疲れを洗い流す等,楽しく思い出深い一日を過ごした。



2007年07月03日 by 木偶野呂馬 | General | コメントを書く | No Trackbacks |