さて、2001年の4月に10年ぶりぐらいで山登りをした賢パパでしたがまだ日常的に山登りをしようという気にはなっていませんでした。
この年の7月に毛無山に登ったのはちょっとした間違いからでした。
家族連れで本栖湖や朝霧高原方面に遊びに出掛ける事の多かった賢パパはおみやげを買うために立ち寄る道の駅「朝霧高原」から間近に見える特異な景観の山に前から興味を持っていました。
山全体が熊笹で覆われているように見えるその山はとても魅力的な風貌をしていたのです。
木が生えていなくて丸坊主のようにも見えるその山の名前をてっきり「毛無山」だと間違った思いこみをしていたのです。
そして「毛無山」に登る計画を立てたのでした。
地元の富士宮市の観光課に電話を掛けて資料を送ってもらいました。
「麓」という村落の所に駐車場があってそこから登れば良い事がわかり、ある夏の日の早朝に弁当のいなり寿司と冷凍にした缶チューハイを一本、それにペットボトル入りの水を持って家を出ました。
麓の駐車場に着いた時は霧が出ていて今にも降り出しそうな雨模様でしたが本格的な降りにはなりそうもなかったので一応折りたたみの傘を持って登り始めました。
この時既に賢パパの頭の中には「?」マークが浮かんでいました。
あの「道の駅」から見えていた山とは全然違った風景なのです。
今更やめるわけにも行かないのでそのまま登ってしまいましたがやっぱり「あの山」ではありませんでした。
おまけに結構きつい登山道で一歩一歩のステップの歩幅が
大きくてその上傾斜が急なのです。
霧で濡れているところに持ってきて賢パパの靴がサッカーのトレーニングシューズで底にイボイボのついているやつだったため下りで何度も滑って尻餅をつきました。
それでも頂上は晴れていて目の前に大きな富士山を見ながら飲んだ冷え冷えの缶チューハイのうまかった事を思い出します。
後になって目指していた山が「竜ヶ岳」だった事を知りもう一度計画を立て直して初めて登ったのはそれから4年後の事でした。
それ以来「竜ヶ岳」には5,6回登りましたが「毛無山」には登っていません。
やっぱりあの登りのきつさが頭に残っているんでしょうかねえ。
朝霧のショートコースから見た毛無山です。(左のピーク)















