完全優勝のおまけつきだったが何と言っても話題にしなくてはいけないのが昨年の夏の甲子園大会で人気実力とも1、2を争った「ハンカチ王子」こと斉藤投手の大活躍だろう。
その斉藤投手が優勝を決める大事な試合の先発を任され慶応の打線をある程度抑えて勝利の立役者となったのだからファンのおばさんたちのフィーバーも最高潮に達したに違いない。
早稲田が優勝を決めたその日、すずらん畑見物&山登りに出かけていた賢パパは帰りの車中からラジオの実況中継を聴き帰宅してからすぐにTV観戦した。
テレビのスィッチをつけると折りしもピンチを招いた「ハンカチ王子」がマウンド上で苦しそうな表情を浮かべているところであった。
解説者が「ただでさえ独特の雰囲気を持っている早慶戦なのに優勝がかかった大一番で一年生に平常心を期待するほうが無理」だとコメントする中、大奮闘した斎藤君であった。
平常心に関してはこんな思いを持っている。
子供のころ何かの本で読んだ話だが江戸時代の事、将軍の宴席に呼ばれて参上した公儀お庭番(今で言う所のSPみたいなもんですかね)のトップに対して」「余興として何か得意技を披露してみろとの命令が下った。
服部半蔵だったか誰だったかは記憶に定かでないがそのお庭番は静かに席を立つとゆっくり歩いてふすまの前に行ってふすまを開け放ち幅3寸(9cmぐらい)の敷居の上に乗ると端から端まですーっと歩いて見せたそうだ。
そしてそのままもとの席に戻ると何もなかったように座ったので不審に思った重臣が「早く得意技を……」と促すとお庭番は平然と「今披露しました。」と答えたそうだ。
宴席に参加していたメンバー一同が訝しげに「あんなのが得意技なら俺にだって出来るぞ。」
と言いたげな雰囲気になったのを制してお庭番は口を開いた。
「私はあの敷居の下が3000尺の谷底でも渡る事が出来ます。」
それを聞いた一同の口から感嘆の溜め息が漏れた事は言うまでもない。
似たようなことは現在の我々の生活の中でも時々見受けられる。
プロゴルファーが「これを入れれば初優勝!」というときアマチュアが打っても入りそうなショートパットを外すシーンが良くある。
恐らく練習ラウンドでは100回打ったら100回入るパットでも「初優勝」の文字が頭に浮かぶと大きなプレッシャーとなるのであろう。
「平常心」、簡単なようであるが日頃の訓練によって「絶対に失敗しない」という確固たる自信に変わるまでの精神力は誰しもが習得したいと思っているところだろう。
それから昨日の宿題の答えは「一打一入」でした。
賢パパは今日、会社をさぼ・・・じゃなくてお休みをいただいてゴルフに行って来まーす。
賢ママは会社でお仕事です。
それでは皆さん頑張って働いて下さい。















