これは今に始まった事ではなく小さい頃からそうだった。
子供の頃から色々なペットを飼った事がある。
一番最初に飼ったのはお祭りの夜店で買って来た「ヤドカリ」だったと思う。
水槽に砂を敷き詰めて砂の面より少しだけ多めの水を入れ大きな石を2、3個置いてやる。
こうすると好きな時に水の中から出る事が出来る。
餌はキュウリやナスなど野菜を上げたような気がするが定かではない。
しばらく飼っていて死んでしまうと又次のお祭りの時別なのを買って来た。
ヤドカリの後はひよこだった。
これも夜店で買って来た。
大きくなって卵を産んでくれると信じて買ってきたのに後から知った事だが夜店で売られているのはみんな雄で卵を産まなくて価値がないので業者が安く買って来るのだとか。
黄色いひよこの想い出しかないところを見ると大きくなる前に死んでしまったのであろう。
小学生ぐらいになると小鳥に夢中だった。
今は法律で厳しく規制されていてほとんど飼う事が出来ないが賢パパが子供の頃はまだそんなに厳しい規制がなかったのでどこの家でも普通に飼っていた。
すずめ、ほおじろはもちろんの事山雀、こがら、しじゅうから、まひわ、かわらひわにべにましこやうそ、ウグイスやうずらも飼った事があるがどういう訳かメジロを飼った記憶がない。
多い時は10羽ぐらい同時に飼っていた事もある。
雀やほおじろ、かわらひわなどのあまり珍しくない小鳥たちは大きな鳥小屋で何匹も一緒に飼った。
こうなるともうちょっとした鳥類園状態である。
中学、高校時代ぐらいになると魚を飼った。
金魚やフナ、鯉と言った一般的なものからドジョウ、ナマズを捕まえてきて飼ったし、渓流で釣ってきたハヤ(うぐい)やヤマメも飼った事がある。
ウグイは普通の水槽でも飼えたがヤマメは普通の水槽だと無理で水を循環させるポンプのついた水槽で飼うのだがそれでも気温が上がる春先から秋までは飼う事が出来なくなるので5月の終わりぐらいになると川に戻してやる事にしていた。
変わったところでは「河鹿(かじか)」というカエルを飼った事がある。
鳴き声が美しいのでどうしても飼ってみたくて山間部に住んでいた友達に頼んで捕まえてきてもらったのだが水槽に入れて一晩飼って美しい鳴き声を聞いて満足して翌日見ると10匹ほど入っていたはずの水槽がもぬけのからに。
ちょっとした隙間からみんな逃げ出してしまったらしく家の中を探し回ったがどうしても3匹ほど見つからなかった。
後で賢パパの長靴の中でミイラになっているのが1匹見つかったが残る2匹は未だに見つかっていない。
その後だんだん大きなペットを飼うようになり会社に迷い込んで来て飼い主を捜したが見つからなかったのでそのまま家に持ち帰って飼ったオカメインコのピーコがいた。
これは結構長生きしてすっかりなついてしまい、家族旅行に出かける時など知り合いのお宅に預かってもらうのだが帰ってきて引き取りに行くと喜んで大きな声で「ピー、ピーッ」と鳴いたものだ。
うさぎの「助さん」「角さん」兄弟は夜店ウサギを飼っていた賢ママの姉さんの所に子供がたくさん生まれてしまってそのうちの2匹を引き取ったものだがこれも動物病院の先生がびっくりするほどの長生きをして賢パパとママに看取られて天国に旅立って行った。
そして5年前に賢を飼い始めてこの7月で満5歳になる。
子供の頃はかわいかったが今では落ち着きのない青年である。一日中玄関で一人で留守番をしているので休みの日ぐらいはなるべくつきあってやるようにしている。
今年は山にも連れて行こうと思っているが車の中に独り残してパパママだけが温泉に入るのもかわいそうなので頭を悩ませてしまう。
子供の頃の賢
今の賢
















